Ola♪
前回のアレンテージョ会館はどうでしたか?建物は素敵だったのですが、ポルトガル料理の方は他所行きの料理で、家庭料理とは少し違ったので若干消化不良気味・・・。と言う事で、今日はアレンテージョ地方の郷土料理特集なのだ。
<Monsaraz モンサラーシュ>

アレンテージョ地方はポルトガルでも田舎で、ポルトガルでも「アレンテージョ地方の様に田舎~」なんて言い回しが有ったり、田舎者としてバカにされる事があるのだとか。と言う事は、ポルトガル旅行者にとっては、昔の雰囲気が残る、長閑な雰囲気の良い村が多くあると言う事です。ケは小さくて可愛らしい村が好きなので、アレンテージョ地方はとっても好きな地域です。
こちらは、『鷲の巣』 Marvao マルヴァオンの近くにある、Portalegre ポルタレグレと言う町を歩いていた時に見かけた屋台。左側の絞り器で、油の中にグルグルと螺旋状に生地を落として揚げています。このネジネジはポルトガルの伝統的なお菓子、Farturas ファールツーラシュと言うお菓子。からリと揚げた後は、シナモンシュガーで味付けをした素朴な味。スペインにもこれに良く似たお菓子(スペインのはもう少し小ぶりだとか)チュロスと言うのがあるそうですね。
<Vinho ヴィーニョ>

ポルトガルのワインには、原産地管理呼称地域(D.O.C.)があり、アレンテージョ地方も登録され、『ポルトガルの隠れた最大の宝』と評されているのだとか。せっかくなので、訪れた地方のワインを頂きました。
<Queijo ケイジョ>

ポルトガルのチーズは羊の乳を使ったチーズが多いのが特徴です。その中でもケ組のお気に入りは、Nisa ニーザと言う町のチーズ。ポルトガルのレストランやスーパーでもよく見かける産地のチーズです。セミ・ハードタイプで少し独特の風味がありますが、美味しい
ケ組のお土産の定番になっています。
<Acorda Alentejana アソルダ・アレンテージャーナ>

アレンテージョ地方のソッパと言えば、アソルダ・アレンテージャーナ (Sopa a Alentejana ソッパ・ア・アレンテージャーナ)。 皿にパンを入れ、ニンニクスープを注いで仕上げにポーチドエッグと香草を加えたシンプルなスープ。写真はメイン料理として出て来たボリューミーな一皿。パンを入れるのは、固くなったパンを美味しく食べる工夫なのだとか。だけど、ケはこのスープは苦手(ニンニクと香草の強い味と香りがネ・・・)。地元アレンテージョ地方なら本場の美味しいスープが食べれるかも?!と期待しましたがあえなく撃沈・・・。ん~未だ美味しいソッパ・ア・アレンテージャーナに出会えていない
(と言うか、1回分の美味しいソッパを棒に振る危険を冒せず、最近は注文すらしていないなぁ)
<Sopa de Castanha ソッパ・デ・カスターニャ>

栗のスープ。マルヴァオンはポルトガルの栗の産地。ブランド栗として、他産地より少しお値段も高いのだとか(ポルトガルの冬の風物詩は焼き栗ですよね)。このスープ、ゴロンゴランと栗が沢山入り、豆、お米も入った塩味のスープで美味しい。他にも栗を使ったスープは、Creme de Castanha クレーメ・デ・カスターニャと言うクリームスープもあります。栗が特産のこの村には、栗の皮を使った面白い刺繍が伝わっています。
Ola! Portugal : ポルトガルの手仕事 / マルヴァオン ←栗の皮刺繍、かご等
<Carne de Porco a Alentejana カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ>

アレンテージョ地方の郷土料理として、まず最初に思いつくのは、これカルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ(豚アサリ)でしょう♪ 山の幸である豚と、海の幸であるアサリの奇跡のコラボ。これがとっても美味しいんです。日本でも手に入る食材なので、是非ご賞味あれ。
<Migsa de Porco ミーガッシュ・デ・ポルコ>

ミーガッシュもアレンテージョ地方の郷土料理。オリーブオイルと上質のラードで味付けした豚肉を、ニンニクと一緒に揚げ焼きにし(この時に匂いがテーブルまで漂って来て、ほんと食欲がそそられます)、旨味の残った油と水をパンに吸わせパンの原型が分からなくなるまで練った、パンおじや。こんな食べ方があるんだ!とびっくりした一品。
<Ensopada de Borrego エンソパード・デ・ボレゴ>

Monsaraz モンサラーシュの郷土料理。汁気の多いマトンのシチュー。こちらもパンが放り込まれております。アレンテージョ地方は、この様にパンを使った料理が多いのですが、これは昔、米が収穫出来なかったからや、貧しかったから(汁気を吸わせて膨らます)、固くなったパンを美味しく食べる工夫、として生まれたのだそうです。
<Salada de Frutas サラダ・デ・フルータス>

今日は、フルーツ・サラダ。季節の果物をザクザクと切ってシロップをかけたもの。ん~美味しい。
<アレンテージョ地方に、きなさいや~(来てね~)>

あなたの、起こしをお待ち申し上げております。礼。
(Evora エヴォラ、サン・フランシスコ教会の人骨堂 一同より)

Ola! Portugal ←ポルトガル情報満載のHP。ポルトガル旅行記に写真集です。
Ola! Portugal : ポルトガルの小さくて可愛らしい村 ←魅力的な町が沢山
Ola! Portugal : ポルトガル料理食べまくり ←ポルトガル料理の美味しい写真が一杯。レシピ集も。

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とっても励みになるそうぞなロシ。
前回のアレンテージョ会館はどうでしたか?建物は素敵だったのですが、ポルトガル料理の方は他所行きの料理で、家庭料理とは少し違ったので若干消化不良気味・・・。と言う事で、今日はアレンテージョ地方の郷土料理特集なのだ。
<Monsaraz モンサラーシュ>

アレンテージョ地方はポルトガルでも田舎で、ポルトガルでも「アレンテージョ地方の様に田舎~」なんて言い回しが有ったり、田舎者としてバカにされる事があるのだとか。と言う事は、ポルトガル旅行者にとっては、昔の雰囲気が残る、長閑な雰囲気の良い村が多くあると言う事です。ケは小さくて可愛らしい村が好きなので、アレンテージョ地方はとっても好きな地域です。

こちらは、『鷲の巣』 Marvao マルヴァオンの近くにある、Portalegre ポルタレグレと言う町を歩いていた時に見かけた屋台。左側の絞り器で、油の中にグルグルと螺旋状に生地を落として揚げています。このネジネジはポルトガルの伝統的なお菓子、Farturas ファールツーラシュと言うお菓子。からリと揚げた後は、シナモンシュガーで味付けをした素朴な味。スペインにもこれに良く似たお菓子(スペインのはもう少し小ぶりだとか)チュロスと言うのがあるそうですね。
<Vinho ヴィーニョ>

ポルトガルのワインには、原産地管理呼称地域(D.O.C.)があり、アレンテージョ地方も登録され、『ポルトガルの隠れた最大の宝』と評されているのだとか。せっかくなので、訪れた地方のワインを頂きました。
<Queijo ケイジョ>

ポルトガルのチーズは羊の乳を使ったチーズが多いのが特徴です。その中でもケ組のお気に入りは、Nisa ニーザと言う町のチーズ。ポルトガルのレストランやスーパーでもよく見かける産地のチーズです。セミ・ハードタイプで少し独特の風味がありますが、美味しい
ケ組のお土産の定番になっています。<Acorda Alentejana アソルダ・アレンテージャーナ>

アレンテージョ地方のソッパと言えば、アソルダ・アレンテージャーナ (Sopa a Alentejana ソッパ・ア・アレンテージャーナ)。 皿にパンを入れ、ニンニクスープを注いで仕上げにポーチドエッグと香草を加えたシンプルなスープ。写真はメイン料理として出て来たボリューミーな一皿。パンを入れるのは、固くなったパンを美味しく食べる工夫なのだとか。だけど、ケはこのスープは苦手(ニンニクと香草の強い味と香りがネ・・・)。地元アレンテージョ地方なら本場の美味しいスープが食べれるかも?!と期待しましたがあえなく撃沈・・・。ん~未だ美味しいソッパ・ア・アレンテージャーナに出会えていない
(と言うか、1回分の美味しいソッパを棒に振る危険を冒せず、最近は注文すらしていないなぁ) <Sopa de Castanha ソッパ・デ・カスターニャ>

栗のスープ。マルヴァオンはポルトガルの栗の産地。ブランド栗として、他産地より少しお値段も高いのだとか(ポルトガルの冬の風物詩は焼き栗ですよね)。このスープ、ゴロンゴランと栗が沢山入り、豆、お米も入った塩味のスープで美味しい。他にも栗を使ったスープは、Creme de Castanha クレーメ・デ・カスターニャと言うクリームスープもあります。栗が特産のこの村には、栗の皮を使った面白い刺繍が伝わっています。
Ola! Portugal : ポルトガルの手仕事 / マルヴァオン ←栗の皮刺繍、かご等
<Carne de Porco a Alentejana カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ>

アレンテージョ地方の郷土料理として、まず最初に思いつくのは、これカルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテージャーナ(豚アサリ)でしょう♪ 山の幸である豚と、海の幸であるアサリの奇跡のコラボ。これがとっても美味しいんです。日本でも手に入る食材なので、是非ご賞味あれ。
<Migsa de Porco ミーガッシュ・デ・ポルコ>

ミーガッシュもアレンテージョ地方の郷土料理。オリーブオイルと上質のラードで味付けした豚肉を、ニンニクと一緒に揚げ焼きにし(この時に匂いがテーブルまで漂って来て、ほんと食欲がそそられます)、旨味の残った油と水をパンに吸わせパンの原型が分からなくなるまで練った、パンおじや。こんな食べ方があるんだ!とびっくりした一品。
<Ensopada de Borrego エンソパード・デ・ボレゴ>

Monsaraz モンサラーシュの郷土料理。汁気の多いマトンのシチュー。こちらもパンが放り込まれております。アレンテージョ地方は、この様にパンを使った料理が多いのですが、これは昔、米が収穫出来なかったからや、貧しかったから(汁気を吸わせて膨らます)、固くなったパンを美味しく食べる工夫、として生まれたのだそうです。
<Salada de Frutas サラダ・デ・フルータス>

今日は、フルーツ・サラダ。季節の果物をザクザクと切ってシロップをかけたもの。ん~美味しい。
<アレンテージョ地方に、きなさいや~(来てね~)>

あなたの、起こしをお待ち申し上げております。礼。
(Evora エヴォラ、サン・フランシスコ教会の人骨堂 一同より)

Ola! Portugal ←ポルトガル情報満載のHP。ポルトガル旅行記に写真集です。
Ola! Portugal : ポルトガルの小さくて可愛らしい村 ←魅力的な町が沢山
Ola! Portugal : ポルトガル料理食べまくり ←ポルトガル料理の美味しい写真が一杯。レシピ集も。

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日曜日の晩から、急に涼しくなりました。
でも日中はまだまだ暑くって、お天道様の威力はなかなか弱まりません。
時差ぼけのほうは、もうよろしいですか?
先日は、ポルト、リスボンのコインロッカー事情へのお伺いはじめ、いろいろありがとうございました。ホテルに直接、荷物預かりのリクエストをしましたところ、快く引き受けてくださいました。
前置きが長くなってしまいましたが、「レトロな旅時間 ポルトガルへ」を購入しました。
デザインに携わっていらっしゃる奥様と、写真家のケニッシュさんと創作されたのですね。
今から読むのが楽しみです。
今回一人旅をポルトガルに決めたいろ~んなきっかけがありました。
思うに、この旅行前の計画、旅ブログからの情報収集、関連著書との出会いは、ギラギラ、ガツガツした日常(多くは仕事の仕方だと思います)から、ちょっと心もからだも解き放つための時を頂いているのだと。
無宗教なので、神様からの時の贈り物なんていえませんが、、。
そういいつつ、今日も振り替え休日なのにうち(家)仕事をしちゃったりして。効率はあがらないのですがね。
さくっと「レトロな、、、」を拝見いたしましたが、本当にたっくさん召し上がり、あちらこちらを訪れたのですね。
本の表紙の干しだらを手にした女性のスタンプ(?)がまたいい!スクラップブッキングに使いたいです。
チラッと見た、カスカイスの写真、素敵です。今回旅程には入ってませんが、行ってみたいなあという気持ちになりますね。魔法をかけられたみたいです、未知の国、ポルトガルに、そしてこの著書に。
旅行に出かける前から、ひとり興奮してどうするのって感じですが、どうしようもありません。すいません、語り始めたら止まらなくなっちゃって。
バイブル的存在になりそうな「レトロの旅時間、、、、、」。これからじっくり読んでみたいと思います。