Ola♪
コインブラB駅から、ポルトガル国鉄CP鈍行に乗って5駅、ツーリズモも無い(実際に警官に聞いたら無いと言われ、市役所に行って親切な役場のお姉さんにようやく周辺の地図を貰いました)Mealhada メアリャーダ村に行った目的はただ一つ!!今年のポルトガル美味しんぼ旅行のメインの一つ、メアリャーダの郷土料理 Leitao Assado レイタオン・アッサード(仔豚の丸焼き)を食べる事!いざ出陣じゃ。

レイタォンのアズレージョ

メアリャーダの中心部から少し行った所が、通称レイタオン通りと呼ばれている?!仔豚の丸焼きストリート♪ ここの名物レイタオンを食べにポルトガル国内は勿論、スペインからも車を飛ばしてやってくるので、レイタオン渋滞が出来る・・・と言うから、心躍るではないですか。今回は荷物も有ったので、お目当ての店まではチュパット(早く、急いで、等 ~現代インドネシア語辞典より)タクシーで行く事に。途中、仔豚の丸焼きのアズレージョが有ったので、ちょっと停まってもらいパチリ。すまんねぇ。

<Pedro dos Leitoes ペドロ・ドス・レイトンエス>
レイタォンの人気店:Pedro dos Leitoes ペドロ・ドス・レイトンエス
こちらがお目当ての、地元でも人気のレストラン、ペドロ・ドス・レイトンエス。大きなお店の前には、石畳のモザイクや豚のオブジェ、そして広い駐車場があります。ケ組が到着したのはポルトガルのお昼としては少し早い12時過ぎ(お店は12時に大抵開きますが、多くのポ人が来るのは13時頃)。広い店内は他にお客が3組程度。このお店の選択、誤ったか?と少し不安に・・・。

<Espumante エシュプマンテ>
ポルトガルのスパークリングワイン:Espumante エシュプマンテ
今回のPara beber? は、地元産のエシュプマンテ。メアリャーダのあるバイラーダ地方産のこのワインは、シャンパンと同じ昔ながらの製法で、瓶内で2次発酵させた発泡性ワイン(スパークリングワイン)です。ワインは発酵の段階で炭酸ガスを出しますが、発酵が終わりきらないうちに瓶詰するので瓶内でも発酵が続き、発泡性ワインになります。同じポルトガルの微発泡性ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデはまだ完熟していない葡萄から作られるので、酸味の効いたフレッシュな味わいですが、エシュプマンテは、もう少しどっしりした味ですかね。ヴェルデに負けず劣らずで美味し~い♪

<Canja de Galinha カンジャ・デ・ガリーニャ>
ポルトガル料理:Canja カンジャ(鶏のスープ)
「とりあえずソッパ」のケ組は、相棒+S女史がSopa de Legumes ソッパ・デ・レグメス(野菜のスープ)。ケは大好きな、カンジャ・デ・ガリーニャ(雌鶏のスープ)。カンジャには、お米や小さなパスタが入っていますが、このお店のは丸い形のパスタ。鶏の出汁が出てシンプルだけど優しいお味。

<Leitao assado レイタオン・アサード>
ポルトガル料理:Leitao レイタォン
さぁ、お待ちかねのレイタオン・アサードの登場です。レイタオン・アサードは、生後8週間位の乳飲み仔豚から内臓をとり、腹の中にニンニク、塩、胡椒、パプリカ、ラード等から出来たペーストを塗って、オーブンで1時間以上かけてじっくりと丸焼きにした料理。ポルトガルでは結婚式で出す、豪華な料理の定番だそうです。

メアリャーダの郷土料理:Leitao assado レイタオン・アサード
早速頂きましょう。付け合わせには、ポテトのフライとサラダを注文。まずは、美味しそうに焼けた皮から。パリパリに焼けた皮はまるで北京ダックの様。皮の下にくっついている脂もたっぷりで美味しい。そして次は、お肉。ポルトガル版はお肉も勿論しっかり食べます。肉は乳飲み豚だからか、臭みは全くなく、柔らかいと言うよりはネッチリとした食感で、とってもジューシー。くせの無い脂がしたたり落ちます。少々塩味が強く、脂も多めなので好みは分かれるかもしれませんが、ケは大満足。一度食べてみたかったレイタオンを本場で頂けたのですから。

メアリャーダの人気レストラン:ペドロ・ドス・レイトンエス
気が付くと、広かったお店はあっと言う間に満員に。やはり早めに来て正解。このレストラン、魚料理や鶏料理なんかもメニューに載っていましたが、見た感じだと8~9割方はレイタオンか豚料理を注文していたのではないでしょうか。

ポルトガル料理:レイタオン・アッサード(仔豚の丸焼き)
ケ組のテーブルは厨房に近かったので、食後にテーブルから厨房内をパチリ 仔豚を焼くオーブンはここではなく、店の奥の様です。中央にあるのは秤ですね。このお店、レイタオンはキロ売り表示。35ユーロ/kgとメニューにありました。って、言われても、どれ位注文したらいいか分からん・・・と言う方も、心配無用。ケ組3人、3人前で注文したら丁度良い量が出て来ました。日本人(内女性2人)と見て、量は少し手加減をしてくれたのかもしれません。

で激写していると、お店の人が手招きをして、中に入って写真を撮れ撮れと言ってくれました。それでは遠慮なく♪ アリガトー。
Leitaon Assado レイタオン・アサード(仔豚の丸焼き)
・・・仔豚ちゃんです。この姿のままテーブルに出されたら、ちょっとびっくりしたかもしれません。でも結婚式やお祭りで出す、と言うのはなんとなく分かりますね。この味を知っている人が見ると、盛り上がるのでしょう。

ポルトガル料理:仔豚の丸焼き
ここでは石窯で焼かれた仔豚ちゃんを、大きなハサミでザクザクと切り分けていました。手際の良いおっちゃんの手によりあっと言う間に切り分けられていきます。あれだけ大勢の、しかも大食漢ポルトガル人の胃にかかると、いったい一日に何頭の仔豚ちゃんが出されるのでしょうかね。

バイラーダ地方の郷土料理:レイタオン(子豚の丸焼き)
御馳走様でした。美味しゅうございました。

コンタをしてテーブル席を出ると、お店の受付には順番を待つ人々が長蛇の列に。外の駐車場にも次々と車が入っていきます。レイタオン渋滞が出来るとのポルトガル都市伝説?は本当でした!!

<レストランの外のモニュメント>
遠くスペインからも駆けつける車でレイタオン渋滞も出来ると言う。
ピギッ!! 次はウチの子かい・・・

    
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