Ola!
今年のケ組夏旅のサブタイトルは、美味しんぼの旅。先日の「レイタオン街道に仔豚の丸焼きを食べに行く」に続く、美味しんぼです。
場所は、ポルトガルの世界遺産であるキリスト修道院(テンプル騎士団が建立)があるTomar トマールの郊外にある、『Chico Elias シコ・エリアス』と言うレストランに行って来ました。
今年のケ組夏旅のサブタイトルは、美味しんぼの旅。先日の「レイタオン街道に仔豚の丸焼きを食べに行く」に続く、美味しんぼです。
場所は、ポルトガルの世界遺産であるキリスト修道院(テンプル騎士団が建立)があるTomar トマールの郊外にある、『Chico Elias シコ・エリアス』と言うレストランに行って来ました。
このレストランは、その季節の旬の食材を伝統的な料理方法で出す店で、ムイント(とっても)美味しいとポルトガルでも評判のレストランだそうです。料理によっては調理に時間が掛るため、前日に料理をオーダーする必要があります。今回はポルトガル人の友人、あるちゃん&きいちゃんに連れて来てもらったので、予約や料理のオーダー等お願いしました。予約時に明日出せる料理のリストを言ってくるので、その中からチョイス。そのリストの中には、どうしても食べてみたかった、ウサギとカボチャの煮込みが有ったので、これだけは!と言う事でリクエスト。それと郷土料理も♪ とお願いしました。
12時過ぎにケ組一行がレストランに到着。入り口も綺麗に飾られています。まだポルトガルの昼飯時には、少し早かったので、店内に他のお客さんはいませんでしたので、まずは店の中をゆっくりと見させて頂きました。
店内には、このお店が取り上げられた新聞や雑誌のスクラップ、有名人が来店した時の写真が、壁一杯に飾られていました。その中には、「日本の雑誌でも紹介されました」と言うポ語の新聞も。(この日本の雑誌のカラーのスクラップもお店の良く見える場所に飾られていました)
ふと見ると、この新聞や雑誌に登場している、料理人のおばちゃん(失礼。名シェフですね)がニコニコと出迎えてくれているではないですか。その柔和な表情から人柄が滲み出ている様です(ケは主人が威張っている様な店は美味しくても行きたくない・・・)。店内の写真を撮っていると、「厨房も見ていいわよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて厨房にも入れて貰いました。
12時過ぎですので、既に大方の調理は終わっている様ですが、コンロには大きな鍋がいくつか、コトコトと煮えています。キッチンも清潔で綺麗に片づけられています。ん~期待が膨らみます。そろそろお腹も空きましたし、他のお客さんも入って来たのでケ組もテーブルに着く事に。
<Pao パォン(パン)>
<Coelho na Abobora コエーリョ・ナ・アボボーラ>
これが待望の一品。一抱えもある大きなカボチャをくり抜いて、その中にウサギやキノコのシチューを詰めて、カボチャごとオーブンで焼いたもの。とても手間が掛るので、予約が必須の一品です。テーブルには大きな大皿に、カボチャがドン!と乗っています。カボチャ上部ヘタの部分を切った蓋を取ると、美味しそうな匂いがしてきます。それでは頂きま~す。
ポルトガルでは、ウサギを食べるのですが、そうは言ってもレストランでは牛や豚を使った料理が多く、ウサギ料理のメニューが有るレストランは珍しいです。でも市場なんかでは毛をむしられたウサちゃんの姿は普通に見かけるんですよね。ウサギは鶏に近い味ですが、やはり風味は少し野趣があり、小骨も多いです。食感も少しねっとりとした感じ。このウサギをブツ切りにし、濃厚な風味のキノコと煮てシチューに仕上げていますが、これが美味しい♪ 柔らかくなったカボチャは、日本のカボチャ程甘くはなく、この料理では控え目な存在。(いやいや、見た目では主役を張っています)
<Cachola (Entrecosto e Lombo Estufado)>
豚肉の煮込み(写真中央。他の食材で隠れてしまっています)。それにキャベツの煮込みとコーンミール(写真左側の粒状のもの)、フライドポテトの一品。トマールの郷土料理だそうです。豚肉が柔らかく煮てあり(それにしてもポルトガルの豚は美味しい)、その豚の旨味を吸わせたコーンミールを混ぜながら食べると美味しい!これは手と口が止まらなくなってしまいます。
付け合わせのご飯、ポテト、青菜の炒め物。
ポルトガル人と比べて小食のケ組一行はこれで満腹。さ~て、次はデザートです(勿論これは別腹)。「今日のデザートはこれよ」と写真を持って来てくれるレストランのおばちゃん。一品目は定番の「レイテ・クレーメ」。もう一品が「ファティアス・デ・トマール」と言うトマールの郷土菓子。ファティアス~は、たっぷりのシロップに漬されたスポンジケーキが、これでもか!と何切れも皿に盛られて写っています。見るからに甘そう!ですが、せっかくのトマールの郷土菓子、一口味わってみたいではないですか。甘そうなその姿に恐れ?を抱いた女性陣が「レイテ・クレーメ」を注文し、ケが「ファティアス~」を注文。その目は、あなたが責任を持って食べなさいヨ!!と言っています・・・。
<Leite Creme レイテ・クレーメ>
ポルトガルの定番デザートの一つ、レイテ・クレーメ(牛乳プリン)。ねっちりとしたプリンも美味しいですが、ケはこのレイテ・クレーメも好き。表面を少し焦がしたグラニュー糖もアクセントになっています。ん~美味しい。
<Fatias de Tomar ファティアス・デ・トマール>
そして、こちらがファティアス・デ・トマール。堅焼タイプのパン・デ・ローをスライスしたものをシロップに漬けこんだもの。パン・デ・ローだけでも十分甘いのに、何故さらにシロップに入れる!と思ってしまいますよね。
ところが、さすが料理が美味しいレストラン!少し冷やされて出てきたこのお菓子、甘さ控え目で美味しい!!レイテ・クレイメより美味しい。きっとこのデザートも、自家製なんでしょうね。町のパステラリアでは、こうはいかないかも。
<町中のカフェで見かけたファティアス・デ・トマール>
少し分かりにくいかもしれませんが、こちらは町のカフェ(「知っとこ!世界の朝ご飯」で紹介された、『早くキスして』のお菓子のカフェ!)で見つけたファティアス・デ・トマール。瓶の中のシロップに漬けられたパン・デ・ローが入っています。ムイント甘そう・・・。さすがに、ケ組はトライせず・・・。
いやぁ、それにしてもシコ・エリアス、美味しゅう御座いました。ケ・シュラン、星三つで御座います♪
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12時過ぎにケ組一行がレストランに到着。入り口も綺麗に飾られています。まだポルトガルの昼飯時には、少し早かったので、店内に他のお客さんはいませんでしたので、まずは店の中をゆっくりと見させて頂きました。
店内には、このお店が取り上げられた新聞や雑誌のスクラップ、有名人が来店した時の写真が、壁一杯に飾られていました。その中には、「日本の雑誌でも紹介されました」と言うポ語の新聞も。(この日本の雑誌のカラーのスクラップもお店の良く見える場所に飾られていました)
ふと見ると、この新聞や雑誌に登場している、料理人のおばちゃん(失礼。名シェフですね)がニコニコと出迎えてくれているではないですか。その柔和な表情から人柄が滲み出ている様です(ケは主人が威張っている様な店は美味しくても行きたくない・・・)。店内の写真を撮っていると、「厨房も見ていいわよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて厨房にも入れて貰いました。
12時過ぎですので、既に大方の調理は終わっている様ですが、コンロには大きな鍋がいくつか、コトコトと煮えています。キッチンも清潔で綺麗に片づけられています。ん~期待が膨らみます。そろそろお腹も空きましたし、他のお客さんも入って来たのでケ組もテーブルに着く事に。
<Pao パォン(パン)>
<Coelho na Abobora コエーリョ・ナ・アボボーラ>
これが待望の一品。一抱えもある大きなカボチャをくり抜いて、その中にウサギやキノコのシチューを詰めて、カボチャごとオーブンで焼いたもの。とても手間が掛るので、予約が必須の一品です。テーブルには大きな大皿に、カボチャがドン!と乗っています。カボチャ上部ヘタの部分を切った蓋を取ると、美味しそうな匂いがしてきます。それでは頂きま~す。
ポルトガルでは、ウサギを食べるのですが、そうは言ってもレストランでは牛や豚を使った料理が多く、ウサギ料理のメニューが有るレストランは珍しいです。でも市場なんかでは毛をむしられたウサちゃんの姿は普通に見かけるんですよね。ウサギは鶏に近い味ですが、やはり風味は少し野趣があり、小骨も多いです。食感も少しねっとりとした感じ。このウサギをブツ切りにし、濃厚な風味のキノコと煮てシチューに仕上げていますが、これが美味しい♪ 柔らかくなったカボチャは、日本のカボチャ程甘くはなく、この料理では控え目な存在。(いやいや、見た目では主役を張っています)
<Cachola (Entrecosto e Lombo Estufado)>
豚肉の煮込み(写真中央。他の食材で隠れてしまっています)。それにキャベツの煮込みとコーンミール(写真左側の粒状のもの)、フライドポテトの一品。トマールの郷土料理だそうです。豚肉が柔らかく煮てあり(それにしてもポルトガルの豚は美味しい)、その豚の旨味を吸わせたコーンミールを混ぜながら食べると美味しい!これは手と口が止まらなくなってしまいます。
付け合わせのご飯、ポテト、青菜の炒め物。
ポルトガル人と比べて小食のケ組一行はこれで満腹。さ~て、次はデザートです(勿論これは別腹)。「今日のデザートはこれよ」と写真を持って来てくれるレストランのおばちゃん。一品目は定番の「レイテ・クレーメ」。もう一品が「ファティアス・デ・トマール」と言うトマールの郷土菓子。ファティアス~は、たっぷりのシロップに漬されたスポンジケーキが、これでもか!と何切れも皿に盛られて写っています。見るからに甘そう!ですが、せっかくのトマールの郷土菓子、一口味わってみたいではないですか。甘そうなその姿に恐れ?を抱いた女性陣が「レイテ・クレーメ」を注文し、ケが「ファティアス~」を注文。その目は、あなたが責任を持って食べなさいヨ!!と言っています・・・。
<Leite Creme レイテ・クレーメ>
ポルトガルの定番デザートの一つ、レイテ・クレーメ(牛乳プリン)。ねっちりとしたプリンも美味しいですが、ケはこのレイテ・クレーメも好き。表面を少し焦がしたグラニュー糖もアクセントになっています。ん~美味しい。
<Fatias de Tomar ファティアス・デ・トマール>
そして、こちらがファティアス・デ・トマール。堅焼タイプのパン・デ・ローをスライスしたものをシロップに漬けこんだもの。パン・デ・ローだけでも十分甘いのに、何故さらにシロップに入れる!と思ってしまいますよね。
ところが、さすが料理が美味しいレストラン!少し冷やされて出てきたこのお菓子、甘さ控え目で美味しい!!レイテ・クレイメより美味しい。きっとこのデザートも、自家製なんでしょうね。町のパステラリアでは、こうはいかないかも。
<町中のカフェで見かけたファティアス・デ・トマール>
少し分かりにくいかもしれませんが、こちらは町のカフェ(「知っとこ!世界の朝ご飯」で紹介された、『早くキスして』のお菓子のカフェ!)で見つけたファティアス・デ・トマール。瓶の中のシロップに漬けられたパン・デ・ローが入っています。ムイント甘そう・・・。さすがに、ケ組はトライせず・・・。
いやぁ、それにしてもシコ・エリアス、美味しゅう御座いました。ケ・シュラン、星三つで御座います♪
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