Ola♪
ポルトガルの伝説勝手にコラボシリーズの第2弾は、Barcelos バルセロスの雄鶏伝説。今ではポルトガルの幸運のシンボル、ガロちゃんにまつわる伝説は有名なのでご存じの方も多いかと思います。Ola! PortugalのHPでも載せていますが、ケも知らなかったお話が有ったのでした。
<ポルトガルの幸運のシンボル、 バルセロスのガロちゃん>

*Ola! Portugal 展覧会より。展覧会の様子はこちら♪
ポルトガルの伝説勝手にコラボシリーズの第2弾は、Barcelos バルセロスの雄鶏伝説。今ではポルトガルの幸運のシンボル、ガロちゃんにまつわる伝説は有名なのでご存じの方も多いかと思います。Ola! PortugalのHPでも載せていますが、ケも知らなかったお話が有ったのでした。
<ポルトガルの幸運のシンボル、 バルセロスのガロちゃん>

*Ola! Portugal 展覧会より。展覧会の様子はこちら♪
ポルトガルのお土産物屋さんでよく見かけるのは、黒色のガロちゃん。ですが、黒色の他にも白色のガロちゃんも居たりします。『ポルトガルの伝説集』を読むまでは、デザイン上の理由で黒色のガロちゃん兄弟として居るのかと思っていましたが、実は2つの物語があるのだそうです。
<バルセロスの雄鶏伝説>

昔々、平和なバルセロスの町の大きなお屋敷で事件が起こりました。

銀貨が盗まれてしまったのです。平和な村の人々は、「村人の中に盗人なんかいるはずがない。犯人は他所者に違いない」と話合っていました。
*写真は銀貨ではなく、ポルトガルの旧貨幣、エスクード硬貨です。
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : サウダーダ エスクード ←ケのお宝コレクション

丁度その頃、スペインの聖地サンチャゴ・コンポステーラに向かっていた一人の巡礼者の青年が、宿場町であるバルセロスに泊まっていました。
*サンティアゴ巡礼の巡礼者のシンボル、ホタテ貝。
Ola! Portugal 与茂駄 :サンティアゴ巡礼ポルトガルの道 ←大人気♪

「そう言えば知らない男が一人で宿に泊まっているぞ」、「あいつに違いない」と村人は口ぐちに言い、この青年を判事の元に引っ張って行きました。青年は無実を主張しましたが、他所者であるこの青年の言う事を誰ひとり聞く耳を持ちません。そしてとうとう捕まってしまいました。

安心した判事は家に帰り、晩ご飯の準備です。今日の晩飯は御馳走のフランゴ・アッサード(鶏の炭火焼)なのだ。オーブンに入れて焼いた鶏は、こんがりと黒く良い具合に焼けています。

罪人のさらし台:ペロニーニョに檻と共に吊るされた青年はどうしても、もう一度判事の前で無実を証明したいと懇願しました。あまりのしつこさに最後の懇願を受け入れ、青年を判事の家に連れて行きました。青年は神様に祈り、そして判事に言いました。「私が無実であると言う証拠に、聖母マリア様が奇跡を興し、刑が執行される時にその丸焼きの雄鶏が鳴くだろう」と言いました。
*このペロニーニョはバルセロスの物ではありませんが、芸術性の高いペロニーニョがポルトガル各地で見られます。

そして、青年の絞首刑がまさに執行され様とする瞬間、判事の食卓の丸焦げの雄鶏が皿の上に立ち上がると、高らかな雄叫びを上げたのです。この奇跡に驚いた判事は自身の誤りを認め、あわてて死刑執行場に行きましたが、刑は既に執行されていました。しかし不思議な事に縄は緩んでおり、巡礼者は奇跡的に一命を取り留め、無事釈放されたそうです。

そしてこの巡礼者がサンチャゴ巡礼を終え、数年後に再びこの町を訪れた時、聖母マリアと聖ヤコブ(サンチャゴ)に感謝を捧げる石の十字架を建てたのでした。今でもバルセロスのブラガンサ公爵の邸宅跡に、この雄鶏伝説にまつわる石の十字架(Cruzeiro do Senhor do Galo セニョール・ド・ガロの十字架)が建っています。

そこには絞首刑にされた青年と、雄鶏(ガロ)ちゃんの姿が。
そして今ではこのガロちゃんが、幸せと奇跡を呼ぶシンボルとして、国民に愛されいるのです。
そして、もう一つの『白いガロちゃんの伝説』
青年が疑いを掛けられ、捕まる所までは同じ話。
村人は力ずくで青年を判事の所に連れて行き、裁判が始まりました。この当時の裁判は村の広場で公衆の面前で行われたのです。村人の誰もが青年が有罪になるに違いないと判決を待っていました。判事は最後に一度だけ青年に弁明の機会を与える事にしました。

青年は広場を見回しました。すると野次馬の輪の中に、かごに入れられた白い雄鶏が目に入りました。きっと誰かが市場ででも買って来たのでしょう。それを見た青年は「私が無実であると言う証拠に、聖母マリア様が奇跡を興し、今すぐその雄鶏が3度鳴くだろう」
*諸事情により雄鶏ではありませんが、雄鶏と思ってご覧ください

なんと、男がそう言い終わるか終わらないうちに、本当にその白い雄鶏は3度鳴いたのでした。
そして裁判官は、男の言葉を信じて無罪放免としたのです。
知っていましたか?この白いガロちゃん伝説。ケは知りませんでしたね。著者の方はポルトガル文化センターでポルトガル人の先生から、ポルトガル語のテキストとしてこの物語を習ったのだとか。こう言う話はポルトガル人でないと知らないですよね。こう言う伝説を教材にポルトガル語の勉強をするのは楽しそう。

同じ題材で微妙にストーリー違うと言ってケが思いだしたのが日本の、「ツバメとスズメの兄弟」の話。

ツバメとスズメの兄弟が居ました。兄ツバメは一所懸命にワラを集めては家を作っていたのですが、弟スズメは遊んでばかり。そんな時、二人の母が危篤の知らせが。兄は着の身着のままで母の元に行き、なんとか最後を看取る事が出来ました。一方弟スズメは紅をさしたりオシャレな服を選んだりしていたので間に合いませんでした・・・。怒った神様は、弟スズメには兄ツバメの着ていた泥だらけの服を、孝行息子の兄には弟が着て来たカッコ良い服(燕尾服)を与えました。しかし働き者の兄ツバメは燕尾服を着た今も、一所懸命泥だらけになって家を作って働いているのです。
*ポルトガルでもツバメは人気者。(共にポルトガルのお土産)
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : ボルダロのツバメ
このお話で良い子はツバメですが、まったく逆の話も聞きました。
良い子はスズメ。母の危篤で着の身着のままで駆けつけたスズメに、おめかしして来たツバメ。神様は良い子スズメにはご褒美として、美味しいお米を食べる様にし、悪い子ツバメは不味い虫を食べる破目になったんだとか。
この2つの逆の話、スズメ(またはツバメ)を害鳥とするのか、益鳥とするのか、地方によって見方が変わり、ストーリーも変わったと言う事なのでしょうか。だけど、調べてみると、後者の方が多いみたい・・・。ケの幼い頃の記憶が怪しいのか・・・。さて皆さんの知っているのはどっち?

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Ola! Portugal : ポルトガル歩きまくり / Barcelos バルセロス ←ガロちゃんの故郷の様子
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : ガロちゃん大集合 ←ポルトガル土産のガロちゃん大集合♪

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<バルセロスの雄鶏伝説>

昔々、平和なバルセロスの町の大きなお屋敷で事件が起こりました。

銀貨が盗まれてしまったのです。平和な村の人々は、「村人の中に盗人なんかいるはずがない。犯人は他所者に違いない」と話合っていました。
*写真は銀貨ではなく、ポルトガルの旧貨幣、エスクード硬貨です。
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丁度その頃、スペインの聖地サンチャゴ・コンポステーラに向かっていた一人の巡礼者の青年が、宿場町であるバルセロスに泊まっていました。
*サンティアゴ巡礼の巡礼者のシンボル、ホタテ貝。
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「そう言えば知らない男が一人で宿に泊まっているぞ」、「あいつに違いない」と村人は口ぐちに言い、この青年を判事の元に引っ張って行きました。青年は無実を主張しましたが、他所者であるこの青年の言う事を誰ひとり聞く耳を持ちません。そしてとうとう捕まってしまいました。

安心した判事は家に帰り、晩ご飯の準備です。今日の晩飯は御馳走のフランゴ・アッサード(鶏の炭火焼)なのだ。オーブンに入れて焼いた鶏は、こんがりと黒く良い具合に焼けています。

罪人のさらし台:ペロニーニョに檻と共に吊るされた青年はどうしても、もう一度判事の前で無実を証明したいと懇願しました。あまりのしつこさに最後の懇願を受け入れ、青年を判事の家に連れて行きました。青年は神様に祈り、そして判事に言いました。「私が無実であると言う証拠に、聖母マリア様が奇跡を興し、刑が執行される時にその丸焼きの雄鶏が鳴くだろう」と言いました。
*このペロニーニョはバルセロスの物ではありませんが、芸術性の高いペロニーニョがポルトガル各地で見られます。

そして、青年の絞首刑がまさに執行され様とする瞬間、判事の食卓の丸焦げの雄鶏が皿の上に立ち上がると、高らかな雄叫びを上げたのです。この奇跡に驚いた判事は自身の誤りを認め、あわてて死刑執行場に行きましたが、刑は既に執行されていました。しかし不思議な事に縄は緩んでおり、巡礼者は奇跡的に一命を取り留め、無事釈放されたそうです。

そしてこの巡礼者がサンチャゴ巡礼を終え、数年後に再びこの町を訪れた時、聖母マリアと聖ヤコブ(サンチャゴ)に感謝を捧げる石の十字架を建てたのでした。今でもバルセロスのブラガンサ公爵の邸宅跡に、この雄鶏伝説にまつわる石の十字架(Cruzeiro do Senhor do Galo セニョール・ド・ガロの十字架)が建っています。

そこには絞首刑にされた青年と、雄鶏(ガロ)ちゃんの姿が。
そして今ではこのガロちゃんが、幸せと奇跡を呼ぶシンボルとして、国民に愛されいるのです。
そして、もう一つの『白いガロちゃんの伝説』
青年が疑いを掛けられ、捕まる所までは同じ話。
村人は力ずくで青年を判事の所に連れて行き、裁判が始まりました。この当時の裁判は村の広場で公衆の面前で行われたのです。村人の誰もが青年が有罪になるに違いないと判決を待っていました。判事は最後に一度だけ青年に弁明の機会を与える事にしました。

青年は広場を見回しました。すると野次馬の輪の中に、かごに入れられた白い雄鶏が目に入りました。きっと誰かが市場ででも買って来たのでしょう。それを見た青年は「私が無実であると言う証拠に、聖母マリア様が奇跡を興し、今すぐその雄鶏が3度鳴くだろう」
*諸事情により雄鶏ではありませんが、雄鶏と思ってご覧ください


なんと、男がそう言い終わるか終わらないうちに、本当にその白い雄鶏は3度鳴いたのでした。
そして裁判官は、男の言葉を信じて無罪放免としたのです。
知っていましたか?この白いガロちゃん伝説。ケは知りませんでしたね。著者の方はポルトガル文化センターでポルトガル人の先生から、ポルトガル語のテキストとしてこの物語を習ったのだとか。こう言う話はポルトガル人でないと知らないですよね。こう言う伝説を教材にポルトガル語の勉強をするのは楽しそう。

同じ題材で微妙にストーリー違うと言ってケが思いだしたのが日本の、「ツバメとスズメの兄弟」の話。

ツバメとスズメの兄弟が居ました。兄ツバメは一所懸命にワラを集めては家を作っていたのですが、弟スズメは遊んでばかり。そんな時、二人の母が危篤の知らせが。兄は着の身着のままで母の元に行き、なんとか最後を看取る事が出来ました。一方弟スズメは紅をさしたりオシャレな服を選んだりしていたので間に合いませんでした・・・。怒った神様は、弟スズメには兄ツバメの着ていた泥だらけの服を、孝行息子の兄には弟が着て来たカッコ良い服(燕尾服)を与えました。しかし働き者の兄ツバメは燕尾服を着た今も、一所懸命泥だらけになって家を作って働いているのです。
*ポルトガルでもツバメは人気者。(共にポルトガルのお土産)
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : ボルダロのツバメ
このお話で良い子はツバメですが、まったく逆の話も聞きました。
良い子はスズメ。母の危篤で着の身着のままで駆けつけたスズメに、おめかしして来たツバメ。神様は良い子スズメにはご褒美として、美味しいお米を食べる様にし、悪い子ツバメは不味い虫を食べる破目になったんだとか。
この2つの逆の話、スズメ(またはツバメ)を害鳥とするのか、益鳥とするのか、地方によって見方が変わり、ストーリーも変わったと言う事なのでしょうか。だけど、調べてみると、後者の方が多いみたい・・・。ケの幼い頃の記憶が怪しいのか・・・。さて皆さんの知っているのはどっち?

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