Lisboa リスボンに欠かせない風景の一つが、狭い路地を縫う様に走る小さくて可愛らしい路面電車です。サン・ジョルジェ城やアルファマ方面に行くのに、ジェロニモス修道院やパステル・デ・ナタを食べにベレン地区に行くのにも便利なので観光客にも大人気。そんなリスボン市民、観光客の足、リスボン市電の博物館があります。鉄の方も、そうで無い方も、市電博物館へ市電でGO!
<リスボンの路面電車>
リスボンで市電の他、バス、ケーブルカー、エレベータを運行するのがCarris カリス社です。市電博物館(正式にはMuseu da Carris)は、このカリス社の敷地の中にあります。カリス社&市電博物館への行き方は、リスボンのフィゲイラ広場等からベレン方面行きの市電15番線に乗り、ベレンに行く途中のSanto Amaroと言う停留所。テージョ川に架かる赤色の4月25日橋の真下ですし、市電からも良く見える、このリスボン市電の基地がその場所ですから分かりやすいかと思います。
<Companhia Carris de Ferro de Lisboa カリス社>
カリス社の入り口。守衛さんに博物館に来たと告げると場所を教えてくれます。この写真で言うと、入って右側が博物館の入り口。
博物館の入り口でチケットを購入。お値段は2.5ユーロ(2012年1月)。この日は10時頃に着いたのでケの他は、社会科見学と思われる小学生のチビッコの集団20人とその引率者のみ。チビッコ達はまだ誰かを待っているのか、入り口でワイワイしていましたので、ケは騒がしくなる前に!と博物館に入りました。中はケ一人の貸し切り状態♪
博物館は大きく分けると2つの展示会場があります。入口から入った所が第一展示場。そこから敷地内を専用の路面電車に乗って行く、第二展示場の2つがあります。
第一展示場は、この様なパネルや模型の展示が中心です。第一展示場は、それ程広いスペースでは無いので30分あれば見て周れる大きさ。
1944年頃のバス。
こちらは昔のケーブルカー。車輪が歯車になっているのが分かります。
リスボン市電の模型その1。
リスボン市電の模型その2。こちらは1980年の、連結車両のテストのために導入された車両の様です。現在はベレン地区に向かう市電の15番線は、この様な連結車両が走っていますが、カッコ良さは、この模型の方がダントツで勝っていますね。この車両、実際に営業運転にも使われたのでしょうか?
運転台も何気にディスプレイ。
市電のチケット。カリス社の設立は1872年ですから、19世紀に使われたチケットから順に各年代のチケットの展示があります。1872年は明治5年ですか。ちょうどこの年、日本で初めての鉄道が新橋~横浜間で開業したそうです。
こちらはケのお宝コレクションから。ポルトガルも1993年頃は、まだこの様な厚紙の切符も一部で使っていました。行き先別のホルダーから、この切符をカチッと引き出して手渡ししてくれたもんです。
こちらは定期券の様です。
車掌さんの7つ道具でしょうか。腕章に切符きり、そしてホイッスルでしょうかね。
第二展示場に行く方はこちらよ♪
次回は、専用の路面電車に乗って歴代のリスボン市電の実車が展示してある第二会場に向かいます。
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ : リスボン市電博物館に行って来た その2
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とっても励みになるそうぞなロシ
そう言えば、私のかつて勤めていた職場の制服が、ヤフオクにかけられて、問題になっていたなあ。