Ola♪
アレンテージョ地方を旅してよく見かけるのがコルク樫の林です。ポルトガルでコルク製品の生産が盛んなのは良く知られていますが(全世界のコルクの生産量の約55%、コルク製品の約75%がポルトガル製!)、ポルトガルの中でもアレンテージョ地方から南部のアルガルヴェ地方で栽培が盛んです。
<エヴォラ近郊で見かけたコルク樫>
アレンテージョ地方を旅してよく見かけるのがコルク樫の林です。ポルトガルでコルク製品の生産が盛んなのは良く知られていますが(全世界のコルクの生産量の約55%、コルク製品の約75%がポルトガル製!)、ポルトガルの中でもアレンテージョ地方から南部のアルガルヴェ地方で栽培が盛んです。
<エヴォラ近郊で見かけたコルク樫>
コルクは、ポルトガル・スペイン・フランス等地中海沿岸の7ヵ国にだけ群生するそうです。その中でもポルトガルは全世界の1/3の栽培面積を誇っています。コルクの優れた特性の一つが圧縮性と弾力性。圧力をかけてワインの瓶に入れた後、元に戻るので瓶とコルクが密着しワインの栓として最適なんですね。ワインの瓶にコルク栓を入れる作業を見た事があるのですが、瓶に入れる前のコルクは結構大きいんですよ。コルクはワイン栓の他、最近では断熱材に使用されたり、再利用可能なエコな素材として注目されています。少し前に皇室のお子さんの部屋の床材にコルクが使われているとニュースでやっていました。おいらも家を建てる時にはコルクの床材とアズレージョの壁!(by ケ家の野望)
ポルトガルでは、この貴重なコルク樫を守ろうとしっかりとした管理、手入れがされています。このコルク樫の林は地面も綺麗に手入れされ日本の庭園の様ですね。
このコルク樫の数字は何でしょう?コルク樫の樹皮は、9年に1度表面を剥ぎ取り収穫されます。この年数を厳重に管理するため、採取した年をペイントします。この木は、「1」ですから2011年に採取された木で、次回は2020年に採取する事が出来ます。
伐採された後のコルク樫。毛を刈られた後の羊の様ですな。 こう見るとなんだか可哀相な気もしてきますが、樹皮を伐採された後も元気に育っていきます。コルク樫の寿命は150~200年。その間9年毎に良質なコルクを生産し続けるたのもしいヤツです。ただし、コルク栓に適した良質のコルクが採れるのは3回目以降の木なんだとか。
が
コルクを採取をする時期は6月~8月にかけて。ケは採取している現場を実際に見た事は無い(TV番組でのみ)のですが面白そうですよね。一度やってみたい!この写真はポルトガル国鉄CPのエヴォラ駅の壁面のアズレージョ。手斧でコルク樫の表面に切れ目を入れ、バリバリと採取している様子が描かれています。
コルク樫は樹皮の他にも役にたっているんですね~。これはコルク樫のどんぐり。コルク樫のどんぐりは食用油の原料になるほか、家畜の餌にもなります。このどんぐりを食べるのが好きなヤツと言えば!そう!!イベリコ豚!!! この自然豊かな農場で元気に走り回り、美味しいどんぐりを腹一杯食べるから、あの美味しいイベリコ豚になってくれるんですね~。
あぁ~、「Secretos de Porco Iberico イベリコ豚の秘密」 と言う料理。思い出しただけでもよだれが出てくる!コルク樫さんありがとう。
コルクはワイン栓の他にの色々と使われています。ポルトガルの伝統的なコルク製の物と言えば、Tarro お弁当箱(写真右下)。コルク製なの保温力抜群か!ケのお弁当箱もこれにして貰いたいんだが?!かなり、かさ張るのですが、次回は連れて帰りたい・・・。
Cucharro ひしゃく です。農作業の際に水を飲むのに使われていたそうです。(上2枚の写真は、Seia セイアのパン博物館で見かけたもの)
Evora エヴォラのお土産物屋さんで見かけたコルク製の人形。ロバちゃんが可愛い♪ ロバ好きのケなので、これ欲しかったんですが、結構大きいのと、高いのと、ムチを振るう後ろのおばちゃんが可愛くないので買いませんでした。ロバちゃんだけなら、もう少し安かったろうし買ったのになぁ。
Castelo de Vide カステロ・デ・ヴィデで見かけたコルク製の置物。これはポルトガルのサッカー、スーペルリーガのチーム、スポルティングのマスコットですな!
今回の話題がコルクと言う事で、家をちょいと見回してみると、コルク製のお土産を買ったと言う気はあまりしていませんでしたが、結構あるんですね。右上から時計周りに
コルク製の容器に入った蜂蜜の瓶(ハッチの絵が可愛らしい)、帆船が描かれたコースター、コルク栓のキーホルダー、弁当箱のミニチュア、 アズレージョが嵌った鍋敷。中央にあるのがコルク製の宝箱、そして下に見えるのがコルク製のマウスパッド。探せばもっと出て来そう。
こちらはPortalegre ポルタレグレにある、Corticeira Robinsonと言うコルク製品を作っている会社。会社の構内にはコルク博物館があり見学する事が出来ました。古い写真や工具が展示されていたり、最新のコルク製品が展示されていました(残念ながら写真撮影禁止)。最近は、コルク製の床材、ハンドバック、ネクタイ、帽子、さらには傘まであるんですよ!
と言う事で今回はコルクのお話でした。おおっ!コルク樫の林の先に見えるのは、ストーンサークル(環状列石)では ?! (to be continued・・・)
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このコルク樫の数字は何でしょう?コルク樫の樹皮は、9年に1度表面を剥ぎ取り収穫されます。この年数を厳重に管理するため、採取した年をペイントします。この木は、「1」ですから2011年に採取された木で、次回は2020年に採取する事が出来ます。
伐採された後のコルク樫。毛を刈られた後の羊の様ですな。 こう見るとなんだか可哀相な気もしてきますが、樹皮を伐採された後も元気に育っていきます。コルク樫の寿命は150~200年。その間9年毎に良質なコルクを生産し続けるたのもしいヤツです。ただし、コルク栓に適した良質のコルクが採れるのは3回目以降の木なんだとか。
が
コルクを採取をする時期は6月~8月にかけて。ケは採取している現場を実際に見た事は無い(TV番組でのみ)のですが面白そうですよね。一度やってみたい!この写真はポルトガル国鉄CPのエヴォラ駅の壁面のアズレージョ。手斧でコルク樫の表面に切れ目を入れ、バリバリと採取している様子が描かれています。
コルク樫は樹皮の他にも役にたっているんですね~。これはコルク樫のどんぐり。コルク樫のどんぐりは食用油の原料になるほか、家畜の餌にもなります。このどんぐりを食べるのが好きなヤツと言えば!そう!!イベリコ豚!!! この自然豊かな農場で元気に走り回り、美味しいどんぐりを腹一杯食べるから、あの美味しいイベリコ豚になってくれるんですね~。
あぁ~、「Secretos de Porco Iberico イベリコ豚の秘密」 と言う料理。思い出しただけでもよだれが出てくる!コルク樫さんありがとう。
コルクはワイン栓の他にの色々と使われています。ポルトガルの伝統的なコルク製の物と言えば、Tarro お弁当箱(写真右下)。コルク製なの保温力抜群か!ケのお弁当箱もこれにして貰いたいんだが?!かなり、かさ張るのですが、次回は連れて帰りたい・・・。
Cucharro ひしゃく です。農作業の際に水を飲むのに使われていたそうです。(上2枚の写真は、Seia セイアのパン博物館で見かけたもの)
Evora エヴォラのお土産物屋さんで見かけたコルク製の人形。ロバちゃんが可愛い♪ ロバ好きのケなので、これ欲しかったんですが、結構大きいのと、高いのと、ムチを振るう後ろのおばちゃんが可愛くないので買いませんでした。ロバちゃんだけなら、もう少し安かったろうし買ったのになぁ。
Castelo de Vide カステロ・デ・ヴィデで見かけたコルク製の置物。これはポルトガルのサッカー、スーペルリーガのチーム、スポルティングのマスコットですな!
今回の話題がコルクと言う事で、家をちょいと見回してみると、コルク製のお土産を買ったと言う気はあまりしていませんでしたが、結構あるんですね。右上から時計周りに
コルク製の容器に入った蜂蜜の瓶(ハッチの絵が可愛らしい)、帆船が描かれたコースター、コルク栓のキーホルダー、弁当箱のミニチュア、 アズレージョが嵌った鍋敷。中央にあるのがコルク製の宝箱、そして下に見えるのがコルク製のマウスパッド。探せばもっと出て来そう。
こちらはPortalegre ポルタレグレにある、Corticeira Robinsonと言うコルク製品を作っている会社。会社の構内にはコルク博物館があり見学する事が出来ました。古い写真や工具が展示されていたり、最新のコルク製品が展示されていました(残念ながら写真撮影禁止)。最近は、コルク製の床材、ハンドバック、ネクタイ、帽子、さらには傘まであるんですよ!
と言う事で今回はコルクのお話でした。おおっ!コルク樫の林の先に見えるのは、ストーンサークル(環状列石)では ?! (to be continued・・・)
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限られた土地でしか採れないものなんですから。