なんちゃってシリーズ第3弾はArroz de Polvo アローシュ・デ・ポルヴォ(タコのリゾット)。これも基本、煮るだけなんで簡単なんですよね~。
<Arroz de Polvo アローシュ・デ・ポルヴォ>
↑ 出来上がりの期待値:ポルトガルで食べた本物♪
イギリスなどでは「悪魔の魚 devilfish」などと呼ばれる事もあるタコですが、ポルトガルではよく食べます。冒頭のタコのリゾットや、タコのテンプラ&タコ飯、タコのグリルなどなど。またポルトガルには日本の様な水田で米を作っていたりするなど、お米も沢山食べます。日本に馴染みのある食材を使った料理があるので、ポルトガル料理はポ旅行の楽しみの大きな一つです。そんな中でも、ポ旅行中に一度は食べておきたいのがリゾット系。レストランで一人前から提供しているメニューを見つけると、迷わず注文です。そんなリゾット系を日本で、安くて簡単に作れるのが、アローシュ・デ・ポルヴォ(タコのリゾット)です。具はタコさえあればOKですからね。では作ってみよう♪
本なんかに載っている4人前の材料を半分で作っていますが、これもポルトガルでは確実に1人前か、Meia Dose メイア・ドーセ(半分の量)ですね。お米の量で判断してください(水を吸って膨れていますが)
<材料:1~2人前>
・タコ:250g
・タマネギ:1/2個 →みじん切りに
・ニンニク:1片 →みじん切りに
・オリーブオイル:大さじ1.5
・米:1合
・タコの茹で汁:3カップ
・白ワイン:1/2カップ
・トマトピューレ:大さじ1
・パプリカ:小さじ1/2
・月桂樹の葉:1枚
・塩、コショウ:適量
さぁ~やってみよう。
以前は茹でタコを使っていましたが、今回は生タコが売っていたので生タコを使いました。タコのヌメリを取るために、塩でもんで水で洗い流してみた。
たっぷりのお湯でタコを大きな身のまま10分程煮てみた。後で茹で汁を使うので、茹でタコの場合も再度煮ます。
ポルトガルのタコリゾットのタコは柔らかいのですが、以前見たTVではタコを岩場で叩きつけていました(ポにて)。他にも急速冷凍させると筋肉線維が切れて柔らかくなるそうです。
茹であがったタコはぶつ切りに。茹で汁で米を炊くので3カップ分を取っておきましょう。
オリーブオリルを鍋に入れてニンニクを投入。その後、弱火でニンニクを炒めた。日本食と似た様な食材を使いますが、この辺りはポルトガル料理っぽいですな。
焦げない様に、じっくりとタマネギを炒めてみた。少し焦げていますけど・・・
タマネギが炒まったら、タコの茹で汁(3カップ)を、その鍋に投入。
タコの茹で汁が茹で上がったら、米、白ワイン、トマトピューレ、パプリカ、月桂樹の葉、塩、コショウを投入。
蓋をせずに、10分位煮ます。
タコを投入して更に5分程煮ると・・・
おぉ♪ 良い具合に炊けましたよ~。見た目はムイント美味しそう♪
レシピ本ではトマトピューレは大さじ1/2でしたが、もう少し味が欲しかったので、トータルで大さじ1弱位入れました。この辺はお好みで。
さぁ~どうかな~。
この料理もシンプルな食材で、基本煮るだけなので失敗が少ない料理ですよ。味にパンチが欲しい人はタバスコを入れてもよろしかろう(檀一雄風)。ポルトガルでは、刻んだ香草をどっちゃりと入れますね。ケは香草をどっちゃりと入れたのは、ちょっと苦手(ポ人はサービスのつもりで、いっぱい入れてくれているんだろうけど)。だけど全く無いと少し寂しいんですよね~。無くてもOKなので今回はパス(ケお一人様ですし)
生タコを使ったからか、タコの味もしっかりして美味しく出来ました。トマトの風味や塩などの塩梅も上出来、上出来(自画自賛。自分には甘い)。
リゾット系は具を贅沢に海鮮物(エビ、イカ、貝など)を入れるとアローシュ・デ・マリシュコ(海鮮リゾット)に、アンコウを入れるとアローシュ・デ・タンボリルになりまする。なんでもOK~♪
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Ola! Portugal : ポルトガル料理食べまくり / 米料理 ←リゾット系、炊き込みご飯系と盛り沢山です。
Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ: なんちゃってコジード・ア・ポルトゲーザを作ってみた←シリーズ第一弾
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とっても励みになるそうぞなロシ
アローシュ・デ・マリシュコにも使えるレシピなんですね。今まで自己流だったけど次回はぜひこのレシピを見習わさせていただきます♪
>イギリスなどでは「悪魔の魚 devilfish」などと呼ばれる
-そうですよ、タコやイカを食べるなんて何てグロテスクな人種なんだとばかりに言われたし、今でも皮肉で言われます。それでも食べますけどね。(笑)
鍋の件:ありがとうございました。そのコーティングを溶かす話を聞いてなければ知らずにそのまま使うところでした。 実際はjumboなど覗いてみましたがまだ見つけられていません。温度計付きの蓋付き鍋があったけどあれはどうも別物だと思います。