Ola♪
これまで、「世界で最も美しい本屋」、「世界で最も美しい図書館」を紹介しましたが、今回は「世界で最も美しい窓」です。
<Janela Manuelina マヌエル様式の窓>
これまで、「世界で最も美しい本屋」、「世界で最も美しい図書館」を紹介しましたが、今回は「世界で最も美しい窓」です。
<Janela Manuelina マヌエル様式の窓>
この窓があるのは、ポルトガルのユネスコ世界遺産:Tomar トマールのキリスト修道院です。Convento de Cristo キリスト修道院は、テンプル騎士団のポルトガルの本拠地として建設されました。しかしテンプル騎士団は、その強大な力に恐れを抱いたフランス王により解散させられました。しかしポルトガルではキリスト騎士団となり、エンリケ航海王子を団長として大航海時代を支えた存在に。この大窓は、大航海時代の象徴として当時の国王マヌエル1世がキリスト騎士団に命じて作らせたそうで、3年の月日が掛かったのだとか。
大航海時代の象徴として、船のロープや天球儀、サンゴ、海藻や貝殻が大窓の周囲に施されています。この様な繊細で華美な装飾は、この王の名を取ってマヌエル様式と言われ、これまた世界遺産のジェロニモス修道院や、ブサコの旧離宮などにも見られます。
このマヌエル様式の窓に関して面白い話がありました。マヌエル1世の息子、ジョアン3世は、この華美な大窓を嫌い、この窓の前に柱を建て屋根を架けて、窓を覆い隠したそうです。この屋根が取り払われ、再び日の目を浴びたのは19世紀になってからの事だそうです。ジョアン君も親に反発したい年頃だった?!
この大窓の他にも見事な装飾が沢山見られ、ポルトガルの大航海時代の繁栄がしのばれます。
キリスト騎士団の紋章
見事な装飾で飾られた窓ですが、あの大窓と比べると、えらく地味に見えてしまいますね。
キリスト修道院は、この他にも見所が盛り沢山。リスボンからも日帰り圏内で行けますので、是非足を延ばしてみてください。
中でも、このRotunda テンプル騎士団の円堂は圧巻!!息をのむ美しさとはこの事か!と言う感じ。
そうそう、トマールはポルトガルを代表するタブレイロス祭りで有名。それに合わせてTV番組の「知っとこ!」の世界の朝ご飯のコーナーで昨年放送されました。その番組で紹介されたお菓子が、これBeija-me depressa! 『早くキスして』と言う名前のお菓子。ムイント、甘もうございました。 今日も訪問ありがとう。
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大航海時代の象徴として、船のロープや天球儀、サンゴ、海藻や貝殻が大窓の周囲に施されています。この様な繊細で華美な装飾は、この王の名を取ってマヌエル様式と言われ、これまた世界遺産のジェロニモス修道院や、ブサコの旧離宮などにも見られます。
このマヌエル様式の窓に関して面白い話がありました。マヌエル1世の息子、ジョアン3世は、この華美な大窓を嫌い、この窓の前に柱を建て屋根を架けて、窓を覆い隠したそうです。この屋根が取り払われ、再び日の目を浴びたのは19世紀になってからの事だそうです。ジョアン君も親に反発したい年頃だった?!
この大窓の他にも見事な装飾が沢山見られ、ポルトガルの大航海時代の繁栄がしのばれます。
キリスト騎士団の紋章
見事な装飾で飾られた窓ですが、あの大窓と比べると、えらく地味に見えてしまいますね。
キリスト修道院は、この他にも見所が盛り沢山。リスボンからも日帰り圏内で行けますので、是非足を延ばしてみてください。
中でも、このRotunda テンプル騎士団の円堂は圧巻!!息をのむ美しさとはこの事か!と言う感じ。
そうそう、トマールはポルトガルを代表するタブレイロス祭りで有名。それに合わせてTV番組の「知っとこ!」の世界の朝ご飯のコーナーで昨年放送されました。その番組で紹介されたお菓子が、これBeija-me depressa! 『早くキスして』と言う名前のお菓子。ムイント、甘もうございました。 今日も訪問ありがとう。
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帽子を被ったおじさんが隠れているのをご存知ですか?
(1枚目の写真で言うと、Ola! PortugalのウォーターマークのOlで隠れている部分です)
↓このオフィシャルサイトのフォトギャラリーにある写真のアングルだと、
おじさんの顔がよく分かります。
(他にもヴァーチャルで教会内を歩くことができるプログラムがあったりと
このサイト、なかなか良くできてます!)
http://www.conventocristo.pt/en/index.php?s=galeria&galeria=33
この男性…実はこの大窓を造った作者らしいです。
こんな超大作にこっそり自分を入れてしまうなんて、
何とも茶目っ気があると言いますか遊び心がありますよね~