Ola♪
先日NHKの『検索deゴー!とっておき世界遺産』と言う番組で、「奇々怪々 ミステリー大百科」と言うテーマで、Evora エヴォラの骸骨教会も紹介されていました(最近ポのTV登場率が高いですが、これが噂のポルトガル人気大爆発か?!)。
と言う事で、ポルトガルに3箇所ある骸骨教会の内、以前に紹介したCampo Maior カンポ・マイオールに続いての登場です。
<サン・フランシスコ教会(エヴォラ)>
先日NHKの『検索deゴー!とっておき世界遺産』と言う番組で、「奇々怪々 ミステリー大百科」と言うテーマで、Evora エヴォラの骸骨教会も紹介されていました(最近ポのTV登場率が高いですが、これが噂のポルトガル人気大爆発か?!)。
と言う事で、ポルトガルに3箇所ある骸骨教会の内、以前に紹介したCampo Maior カンポ・マイオールに続いての登場です。
<サン・フランシスコ教会(エヴォラ)>
世界遺産にも指定されているエヴォラの歴史地区は、その名の通り歴史的建造物が多いです。天正遣欧少年使節が訪れ、パイプオルガン(今も現役)の演奏を披露したのはディアナ神殿やポザーダに近いSe カテドラルです。人骨礼拝堂があるのはエヴォラの街の城壁内にはあるのですが、カテドラルからは少し離れたサン・フランシスコ教会です。
<Igreja de Sao Francisco サン・フランシスコ教会>
人骨堂 Capela dos Ossos カペラ・ドス・オソスの入り口は、写真のサン・フランシスコ教会の入口からではなく、その右隣の通路を進んだ先にあります(小さな看板が出ています)。
<Capela dos Ossos カペラ・ドス・オソス>
余り知られていない(ポ人も知らなかった(笑))カンポ・マイオールの人骨堂とは違い、エヴォラの人骨堂は有名で、怖い物見たさの人を含めて多くの人が訪れる観光スポットの様になっています。写真の入口の前にカウンターがあり、そこで入場料(2ユーロ)を払います。人骨堂内の写真を撮る人は更に追加料金(1ユーロ)も必要。なかなか、しっかりしています。
<人骨堂の内部>
カンポ・マイオールの人骨堂と比べるとかなり広く、天井など全体的に装飾的です。写真の様に訪れる人も多く、ぱっと見ではあまり怖い感じはしません。
少し分かりにくいですが、人骨堂内は胸位の高さのアクリルボードで仕切られており、壁に近づく事は出来ません。10数年前に訪れた時には、こんな柵は無かったと思うんだけど・・・。なんでも、観光客が骨に触るだけではなく、壁から骨を剥がして持ち帰ってしまう事が多発したため、この様な柵が出来たのだとか。ケは触るのも嫌ですが、文化財を面白半分に壊すとは。バチが当たるゾ! 喝だ!喝!!
頭蓋骨の周りの、ごつごつしたのも骨(大腿骨の球状部)だったりします。エヴォラの人骨堂の骨は、16世紀に流行していたペスト(当時の欧州の人口の1/3が亡くなったんだとか)や戦争で亡くなった人の骨だそうで、約5000体も有るそうです。骨を飾るのはキリスト教のmemento mori メメント・モリ、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘れるな」と言う教えから来ているそうです。
<人骨堂を出て直ぐの場所に飾られていた絵>
ペストで亡くなった聖人でしょうか。枕元のテーブルにも頭蓋骨が・・・。
骸骨が装飾的に使われています。さらにライトアップまでされていて・・・美しい・・・かどうかは・・・
頭蓋骨の柱。ぱっと見ではあまり怖くない、と書きましたが、やっぱり不気味・・・。
そして奥には大人と子供のミイラが。この2体に関しては色々な伝説があるそうですが、中でも一番有名な伝説は、ミイラは不倫をした男とその子供で、嫉妬深い妻によって吊るされたのだとか・・・。
このミイラも、人が近付くとセンサーが反応し、時々ライトで照らされていました。
「我らは、あなたの骨もお待ちしております」
・・・
骸骨が生々しく並べられたカンポ・マイオールの骸骨堂と比べると、エヴォラの方は装飾的で(観光客も多いですし)、怖さレベルは低いですが、この部屋で一人夜を明かすのは勘弁ですね。
だけど、ここまで来たらポルトガルにもう一か所あるFaro ファーロの骸骨教会も見に行くかな・・・。
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Ola! Portugal : ポルトガル歩きまくり / エヴォラ ←街中が博物館と呼ばれる世界遺産の街
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人骨堂 Capela dos Ossos カペラ・ドス・オソスの入り口は、写真のサン・フランシスコ教会の入口からではなく、その右隣の通路を進んだ先にあります(小さな看板が出ています)。
<Capela dos Ossos カペラ・ドス・オソス>
余り知られていない(ポ人も知らなかった(笑))カンポ・マイオールの人骨堂とは違い、エヴォラの人骨堂は有名で、怖い物見たさの人を含めて多くの人が訪れる観光スポットの様になっています。写真の入口の前にカウンターがあり、そこで入場料(2ユーロ)を払います。人骨堂内の写真を撮る人は更に追加料金(1ユーロ)も必要。なかなか、しっかりしています。
<人骨堂の内部>
カンポ・マイオールの人骨堂と比べるとかなり広く、天井など全体的に装飾的です。写真の様に訪れる人も多く、ぱっと見ではあまり怖い感じはしません。
少し分かりにくいですが、人骨堂内は胸位の高さのアクリルボードで仕切られており、壁に近づく事は出来ません。10数年前に訪れた時には、こんな柵は無かったと思うんだけど・・・。なんでも、観光客が骨に触るだけではなく、壁から骨を剥がして持ち帰ってしまう事が多発したため、この様な柵が出来たのだとか。ケは触るのも嫌ですが、文化財を面白半分に壊すとは。バチが当たるゾ! 喝だ!喝!!
頭蓋骨の周りの、ごつごつしたのも骨(大腿骨の球状部)だったりします。エヴォラの人骨堂の骨は、16世紀に流行していたペスト(当時の欧州の人口の1/3が亡くなったんだとか)や戦争で亡くなった人の骨だそうで、約5000体も有るそうです。骨を飾るのはキリスト教のmemento mori メメント・モリ、「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、「死を忘れるな」と言う教えから来ているそうです。
<人骨堂を出て直ぐの場所に飾られていた絵>
ペストで亡くなった聖人でしょうか。枕元のテーブルにも頭蓋骨が・・・。
骸骨が装飾的に使われています。さらにライトアップまでされていて・・・美しい・・・かどうかは・・・
頭蓋骨の柱。ぱっと見ではあまり怖くない、と書きましたが、やっぱり不気味・・・。
そして奥には大人と子供のミイラが。この2体に関しては色々な伝説があるそうですが、中でも一番有名な伝説は、ミイラは不倫をした男とその子供で、嫉妬深い妻によって吊るされたのだとか・・・。
このミイラも、人が近付くとセンサーが反応し、時々ライトで照らされていました。
「我らは、あなたの骨もお待ちしております」
・・・
骸骨が生々しく並べられたカンポ・マイオールの骸骨堂と比べると、エヴォラの方は装飾的で(観光客も多いですし)、怖さレベルは低いですが、この部屋で一人夜を明かすのは勘弁ですね。
だけど、ここまで来たらポルトガルにもう一か所あるFaro ファーロの骸骨教会も見に行くかな・・・。
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FAROの人骨堂には、ずっと以前に行きました。
お祈りをしてるババ様が、「あんた、人骨堂を観に来たんやろ。あっちやで。」と教えてくれました。
聖職者のガイド付きでしたが、写真撮影禁止。
今は、どうなってるか、きっと変わってるだろうなあ。