Ola♪
HPのOla! Portugal の方を久しぶりに更新(Elvas エルヴァス)。
今回ここで紹介するのは、2012年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された『国境駐屯都市エルヴァスとその要塞群』の要件にも含まれている水道橋、Aqueduto da Amoreira アモレイラ水道橋です。
<Aqueduto da Amoreira アケドゥト・ダ・アモレイラ:エルヴァス>
水道橋に描かれた、エルヴァスの町の紋章がかっこいい。アモレイラの水道橋は、星形要塞都市エルヴァスの市内に水を引くために15世紀に建てられた物で、全長8.5km、橋脚数843、高さ31mでイベリア半島最長の水道橋と言われ完成に1世紀以上の年月を要したとか。
星形要塞の☆の一片から見た水道橋。高さ31mの4層のアーチ状になっていて圧倒的な存在感。
このアモレイラの水道橋は、リスボンのベレンの塔を設計した、フランシスコ・デ・アルーダが設計したものだそうです。
これだけ巨大だと、どう写真に撮ったら良いのか迷ってしまいます。で、ケの腕では、「現物を見て、その存在感を感じてみて!」と言う事に。すみません。
このどこまでも続く水道橋は今も現役で、エルヴァス市内へ水を供給しているのだとか。400年も前の建築だと言うのにすごい!全長8.5kmに水を流すとすると、水源地の取水や、水源地からの傾斜/標高差ってどうなっているんでしょうね。
折角ですので、ポルトガル各地にある水道橋をいくつか紹介しましょう。
<Aqueduto das Aguas Livres アグアス・リヴレス水道橋 : リスボン>
意外と?知られていませんが、Lisboa リスボンにも水道橋があります。アグアス・リヴレス水道橋は、世界で最も高い石造りのアーチで18世紀建造。アレンテージョ地方方面からバスで4月25日橋を渡るとその姿を見る事が出来ます。
この水道橋には19世紀の恐ろしいシリアルキラー(米ドラマのクリミナル・マインドに嵌っているケ組・・・)の話があります。ガリシアで生まれたDiogo Alvesは70人以上を殺し、この水道橋から投げおろしたのだとか。これにより水道橋は閉鎖され歩けなくなったそうです。このシリアルキラーの行動を研究しようと、Diogo Alvesの頭部はリスボン大学医学部でホルマリン漬けにされて保存されています(Diogo Alvesで検索すると出て来ますが・・・閲覧注意です)
<Aqueduto da Agua de Prata アグア・デ・プラタ水道橋 : エヴォラ>
世界遺産Evora エヴォラ歴史地区にあるアグア・デ・プラタ水道橋。16世紀に建てられた全長9kmの水道橋で、こちらもエルヴァス同様、アルーダが設計。こんな歴史ある建造物ですが、エヴォラの市街地では水道橋の橋脚のアーチを建物の壁の一部として利用してしまうと言う豪快?さ!!
<Aqueduto dos Pegoes ペゴスの水道橋 : トマール>
こちらも世界遺産キリスト修道院のあるTomar トマールにある17世紀初頭に完成した、修道院へと水を運ぶペゴスの水道橋。市街地から少し離れていますが、観光用のトロッコバス?に乗ったら連れて行ってくれました。
<Aqueduto de Santa Clara (Vila do Conde ) : ヴィラ・ド・コンデ>
ポルトの北、メトロでおよそ40分の所にあるVila do Conde ヴィラ・ド・コンデにある、サンタ・クララの水道橋。どこまでも真っ直ぐに伸びる水道橋はポルトガルで2番目の規模で、橋脚は999あるそうです。ケ的にはかなりインパクトの有った水道橋です。
<Aqueduto de Serpa セルパの水道橋:セルパ>
南アレンテージョにある小さな町、Serpa セルパにある水道橋。Beja ベージャからMoura モウラに向かうバスの車窓からこの町の水道橋や城壁を見て、翌日の予定を変更して立ち寄った町です。
いやぁ~、こうやって見ると、色々ありますね。他にもコインブラやオビドスなど、ポルトガル各地に水道橋が残されています。
Ola! Portugal ←ポルトガルを歩きまくり、食べまくり、そして遊びまくった旅行日記&ブログです。
Ola! Portugal : Elvas エルヴァス ←世界遺産、 国境駐屯都市エルヴァスとその要塞群を歩きまくり
「レトロな旅時間 ポルトガルへ」 ←ケ組の本が登場♪ 今回登場のエヴォラ、トマールも出ています。
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<Aqueduto da Amoreira アケドゥト・ダ・アモレイラ:エルヴァス>
水道橋に描かれた、エルヴァスの町の紋章がかっこいい。アモレイラの水道橋は、星形要塞都市エルヴァスの市内に水を引くために15世紀に建てられた物で、全長8.5km、橋脚数843、高さ31mでイベリア半島最長の水道橋と言われ完成に1世紀以上の年月を要したとか。
星形要塞の☆の一片から見た水道橋。高さ31mの4層のアーチ状になっていて圧倒的な存在感。
このアモレイラの水道橋は、リスボンのベレンの塔を設計した、フランシスコ・デ・アルーダが設計したものだそうです。
これだけ巨大だと、どう写真に撮ったら良いのか迷ってしまいます。で、ケの腕では、「現物を見て、その存在感を感じてみて!」と言う事に。すみません。
このどこまでも続く水道橋は今も現役で、エルヴァス市内へ水を供給しているのだとか。400年も前の建築だと言うのにすごい!全長8.5kmに水を流すとすると、水源地の取水や、水源地からの傾斜/標高差ってどうなっているんでしょうね。
折角ですので、ポルトガル各地にある水道橋をいくつか紹介しましょう。
<Aqueduto das Aguas Livres アグアス・リヴレス水道橋 : リスボン>
意外と?知られていませんが、Lisboa リスボンにも水道橋があります。アグアス・リヴレス水道橋は、世界で最も高い石造りのアーチで18世紀建造。アレンテージョ地方方面からバスで4月25日橋を渡るとその姿を見る事が出来ます。
この水道橋には19世紀の恐ろしいシリアルキラー(米ドラマのクリミナル・マインドに嵌っているケ組・・・)の話があります。ガリシアで生まれたDiogo Alvesは70人以上を殺し、この水道橋から投げおろしたのだとか。これにより水道橋は閉鎖され歩けなくなったそうです。このシリアルキラーの行動を研究しようと、Diogo Alvesの頭部はリスボン大学医学部でホルマリン漬けにされて保存されています(Diogo Alvesで検索すると出て来ますが・・・閲覧注意です)
<Aqueduto da Agua de Prata アグア・デ・プラタ水道橋 : エヴォラ>
世界遺産Evora エヴォラ歴史地区にあるアグア・デ・プラタ水道橋。16世紀に建てられた全長9kmの水道橋で、こちらもエルヴァス同様、アルーダが設計。こんな歴史ある建造物ですが、エヴォラの市街地では水道橋の橋脚のアーチを建物の壁の一部として利用してしまうと言う豪快?さ!!
<Aqueduto dos Pegoes ペゴスの水道橋 : トマール>
こちらも世界遺産キリスト修道院のあるTomar トマールにある17世紀初頭に完成した、修道院へと水を運ぶペゴスの水道橋。市街地から少し離れていますが、観光用のトロッコバス?に乗ったら連れて行ってくれました。
<Aqueduto de Santa Clara (Vila do Conde ) : ヴィラ・ド・コンデ>
ポルトの北、メトロでおよそ40分の所にあるVila do Conde ヴィラ・ド・コンデにある、サンタ・クララの水道橋。どこまでも真っ直ぐに伸びる水道橋はポルトガルで2番目の規模で、橋脚は999あるそうです。ケ的にはかなりインパクトの有った水道橋です。
<Aqueduto de Serpa セルパの水道橋:セルパ>
南アレンテージョにある小さな町、Serpa セルパにある水道橋。Beja ベージャからMoura モウラに向かうバスの車窓からこの町の水道橋や城壁を見て、翌日の予定を変更して立ち寄った町です。
いやぁ~、こうやって見ると、色々ありますね。他にもコインブラやオビドスなど、ポルトガル各地に水道橋が残されています。
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地名にもあるけど?
って、昔は思っていたけど、本当に水を送っているようで。
明石海峡大橋も、神戸から水不足気味の淡路島に水を送る水道橋の役目も果たしてるようで、案外身近な存在のようですな。