Ola♪
一昔前、日本で一番手頃に買えるポルトガルのワインと言えば、緑色の丸くって丸っこいボトルに入ったMateus Rose マテウス・ロゼでした。この甘くて微発砲性のワイン、飲んだ事がある方も多いのではないでしょうか。

ポルトガルのワイン:マテウス・ロゼ
ポルトガル旅行記:ヴィラ・レアル(マテウス邸)
このマテウス・ロゼの代名詞とも言えるラベルに描かれている建物が、ポルトガルの北部 Vila Real ヴィラ・レアルにある Casa de Mateus マテウス邸(マテウス館)です。この辺りはブドウ、ワインの産地ですので、マテウス邸でもワインを造っているのですが、マテウス・ロゼを販売している Sogrape ソグラペ社とマテウス邸とは資本関係が無く、ソグラベ社がラベルの使用権をマテウス邸側に払っているそうです。

MATEUS ROSE Sogrape マテウス・ロゼ(ソグラペ社)
このワインの名前ともなっているマテウス・ロゼのラベルのデザインが近い内に変わり、このマテウス邸がラベルから姿を消すと以前聞き、馴染み深いラベルだけに少し寂しい思いもしていました。そして今回の冬旅で、ふと眺めると新しいラベルのマテウス・ロゼを発見。こんなラベルに変わりました↓

ポルトガルのワイン:マテウス・ロゼ
「こんなんなりました~」
どうですか~? これまでのラベルの面影を残しつつ、シンプルにデザイン化された感じです。
ん~、ケ的にはこれまでのラベル、もう一つ言えば、もう少し前の小じゃれた感の無い、昔のボトル、ラベルの方が好きですけどね。今回マテウス邸のデザインが無くなった理由は分かりませんが、自分の農園でもワインを作る、マテウス邸側と、なんらかの大人の事情が有ったのでしょうか?『THE ORIGINAL』のロゴが加わったのも、マテウス邸側が自分の所で出すワインとの差別化か?!なんて深読みしてしまいますが、単にソグレペ社も”MATEUS”を冠した他のワインも出しているので、それとの区別かもしれません。

と言う事で、昔のマテウス・ロゼのラベルを並べてみました。

<MATEUS ROSE マテウス・ロゼ>
ポルトガルのワイン:マテウス・ロゼ(Vinho de Mesa)
10数年前のラベル。ラベルも大きく、ボトルも今のより少し、ぼってとした感じでした。マテウス邸は細かく描きこまれていますね。

<MATEUS WHITE>
ポルトガルのワイン:マテウス・ブランコ(白)
マテウス・ロゼと言えば、その名の通りロゼ・ワイン(ポルトガル語では、Vinho de Mesa)なのですが、同じく微発泡性のマテウス・ホワイト(Vinho Branco)白ワインもあります。上のロゼと同じ時期のラベルですが、こちらはマテウス邸の前の池に白鳥が居ますね。実際のマテウス邸にも池があり(上の写真)、水面に映ったマテウス邸が綺麗でした。ケが訪れた時は、確か白鳥は居ませんでしたが、女性の彫像が池の中に置かれていました。

マテウス・ロゼのラベルはヴィラ・レアルにあるマテウス邸
こちらが、ボトルが少しシュッとして、ラベルも小さくなり少し、小じゃれた感が出た世代のラベルです。

MATEUS ROSE Sogrape,Vinhos de Portugal
で、こちらが新しいラベル。

そう言えば、マテウス・ロゼ、最近飲んでいないですね。ポルトガルでも、輸出用、観光客向け様と言う感じです。甘くて飲みやすいワインですけどね。

    
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