今回の冬旅のカウントダウンは、ポルトガル中部の古都Viseu ヴィゼウで迎える事にしました(30、31日と連泊)。去年のEvora エヴォラでのポザーダの年越しディナーで痛い目に遭ったケ組。今年は・・・
<ポルトガルの美味しいパン>

30日の晩御飯を食べたレストランが美味しかったので会計時に翌日・大晦日のディナーも予約しておきました(人気のレストランでしたし、大晦日の晩は閉まっている店も多いので)。となると、31日の昼は別のレストランで食べたい(3連続になりますからね)、と言う事で31日の街ブラは昼食を食べるレストランを下見しながら散策する事に。街歩きをしながら良さそうなレストランを探すのは結構有効ですよ♪
で、今回の昼食を食べる事にしたレストランを選んだ理由がコレ↑
朝早く(と言っても9時位)歩いていると、レストランの入口がこんな事に。これ何か分かりますか?レストランの入口に、パン屋さんがパンを配達していった後です。先日NHK BSのTV番組「恋する雑貨:ポルトガルのコルク雑貨」でも、昔はパン屋さんがドアに吊るしたパン袋にパンを配達してくれたと紹介されていましたが、それの現実版&ビニール袋版です(本当のパン袋だったらよかったのに!!)。このポルトガルのパン袋(ビニール袋じゃないよ)、相棒のポルトガル雑貨のネットショップAndorinha アンドリーニャでも扱っています。
これだけのパンを大晦日の日に消費してしまうなんて、きっと美味しいに違いない!と目を付けておいたのです。
<Sopa da Pedra ソッパ・ダ・ペドラ>
それともう一つひかれたのが、このソッパ・ダ・ペドラ 石のスープ。「レトロな旅時間ポルトガルへ」の中でもコラムとして紹介した、ポルトガルに伝わる有名な民話で、石だけで美味しいスープを作れると言う旅人が作ったとされるスープ。話には聞いた事があるのですが、実際にメニューで見つけたのは初めてのケ。と言う事で迷わず注文。テーブルにはポルトガルの北部地方でよく見かける、黒い陶器の器で出て来ました。
お皿によそうとこんな感じ。さいの目に切られたジャガイモに、豆、ベーコン、チョリッソ、豚の耳などが入った具沢山のあっさりとしたスープで美味しかった。レストランによっては民話に基づき、本当の石も入れる事があるそうですが、このお店は残念ながら入っていませんでした。
<Dao ダン・ワイン>
ワインは勿論地元のダン。アレンテージョ地方にはBorba ボルバあり、ベイラス地方にはDao ダンがある。
<Perca com Migas ぺルカ・コン・ミーガシュ>
ぺルカ(スズキの一種)の塩焼きとミーガシュ。アレンテージョ地方のミーガシュはパン粥なのですが、こちらの北部地方のミーガシュはトウモコロシの粉にカルド・ヴェルデに入っているチリメンキャベツの千切りを合わせた物で、コーンのツブツブ感と、とんがりコーンみたいな味で美味しかった。
<Bacalhau com Natas バカリャウ・コン・ナタス>
干しダラのクリームグランタン。
特に特徴もない、普通のバカリャウ・コン・ナタスでしたが、ケはこれが大好き。美味しゅうございました。
<Doce de Joan ドーセ・デ・ジョアン>
デザートです。ドーセ・デ・ジョアンと言う名前が付いていたデザート。カスタード、チョコビスケット、メレンゲが3層に重なったデザート。
<Moose de Manga ムース・デ・マンガ>
マンゴーのムース。
2晩連続で食べた方のレストランは、ツーリズモ一押しのレストランだけあって、凝った郷土料理の出る人気レストランで美味しかったのですが(でもちいと高い)、こちらのレストランは安くて美味しかった♪ (ケ的にはこちらの方が味も好みかな。)
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