Ola♪
ポルトガル鉄道の旅、今回は北の都Porto ポルトから、スペインとの国境の町Valenca ヴァレンサまで、緑豊かなミーニョ地方をポルトガル鉄道CPで旅します。
<ポルト:サン・ベント駅>
ポルトガル鉄道の旅、今回は北の都Porto ポルトから、スペインとの国境の町Valenca ヴァレンサまで、緑豊かなミーニョ地方をポルトガル鉄道CPで旅します。
<ポルト:サン・ベント駅>
出発はアズレージョの美しい駅として有名なサン・ベント駅。リスボンからの特急列車は、近くのカンパニャン駅に停まります。そこから連絡列車に乗り換えた先、ポルト旧市街にあるのが終着駅サン・ベント駅です。
線路が切れる終着駅、いや線路が始まる始発駅のプラットホームはやっぱり旅情がありますね。皆さんどこに、どんな思いを持って旅に出かけるのでしょうか。
美しい造形の鉄骨の奥に見える、ポルト旧市街。こぼれる朝日がまた たまりません。
サン・ベント駅もリスボンのロシオ駅同様、プラットホームの先がトンネルになっています。今回はポルトから北へ向かい、スペインとの国境の駅、バレンサに行きます。朝8時過ぎに出るこの列車はブラガ行きですので途中で乗り換えが必要です。
ポルトからの近郊線は、この様に比較的新しい車両です。車内も通勤用みたいな印象ですね。
<Porto ポルト>
サン・ベント駅のトンネルを抜けると、ドウロ川沿いに出て、列車はカンパニャン駅へと向かいます。向こうに見えるのは、リスボン~カンパニャンを結ぶ路線が走る鉄橋、サン・ジョアン橋。この先のカンパニャン駅で線路が合流します。CPの車窓からポルトの街並みは、向こうの路線の方が綺麗ですね。次回はリスボン~コインブラ~アヴェイロ~ポルト(カンパニャン)を結ぶ幹線の車窓も紹介しましょう。
<Rio Tinto リオ・ティント>
何気に外を眺めていると、アズレージョが綺麗な駅に停まりました。『エッ?!なんて駅?』と思ったら、リオ・ティント駅でした。日本だと、アズレージョが美しい駅としてはアヴェイロ駅やサン・ベント駅、ピニャン駅あたりが紹介されていますが、ポルトガルにはまだまだアズレージョが美しい駅は沢山あるんですよね。この駅は知らなかったのですが、 今回の路線のカミーニャ駅もアズレージョが見事です。他にも、マルヴァオンやカステロ・デ・ヴィデ駅なども、このブログで紹介しました。
<Lousado ロウサド>
こちらも車窓から慌ててしたもの。
ケの好きな昔の列車や蒸気機関車らしき物が見えるじゃないですか。調べてみると、ロウサドと言う駅で、ポルトガル鉄道CPの博物館が併設されている様です。展示されている車両の写真を見ていると面白そうです。これは一度行ってみないとな~。ポルトガル鉄道CPのHPを見るとCPの博物館の情報も載っています。シャヴェスの博物館には行って来たゾー。面白い蒸気機関車が展示していました。
<Nine ニーネ>
バルセロス、ヴィアナ・ド・カステロ、ヴァレンサ方面は、ここニーネで乗り換えです。外国で列車の乗り換えはハードルが高そうですが、検札に来る車掌さんが教えてくれますし、時刻表を駅で貰ったり印刷などして持っていると良いでしょう。列車は接続していて同じホームの反対側で待っていてくれます。
<Barcelos バルセロス>
バルセロスと言えば、大規模な青空市や、ポルトガルの幸運のシンボル、ガロ伝説の町です。この辺りはトウモロコシ畑が広がっています。ポルトガル北部ではブロアと言う、トウモロコシ粉を使ったパンがよく食べられますよね。
<Viana do Castelo ヴィアナ・ド・カステロ>
リマ川を渡る鉄橋からの眺め。リマ川は、ここカステロ・デ・ヴィデで大西洋に注いでいます。河原では多くの人が川に入って水遊びをしていますね。潮干狩りをしているのでしょうか?
ヴィアナ・ド・カステロは、『リマの女王』と呼ばれる美しい町です。山の上に建っているのはサンタ・ルジア教会。その奥にはサンタ・ルジア教会越しにヴィアナの美しい町が見下ろせる、ポザーダが建っています。
Ola! Portugal / ポザーダに泊まろう:ポザーダ・モンテ・サンタ・ルジア
CPのHPで時刻表を調べると、ここヴィアナ・ド・カステロで乗り換えの様です。しかも乗り換え時間は1分しかない!これはホームの先に連絡列車が待っていて、乗り換え客は待ってくれているパターンだな!と思い、ヴィアナで降りてホームを走りますが、列車が停まっていません!!焦りながら駅員さんにヴァレンサ行きをたずねると、今乗って来た列車がそうだと言うじゃないですか。時刻表では列車番号が変わっていて別の列になってたので、てっきり乗り換えかと思ったゾ・・・。でもなんとか乗り遅れる事なく、出発出来ました(ちょっと焦った)
<Moleno do Minho モレノ・ド・ミーニョ付近>
ヴィアナを超えると、列車は大西洋を望む海岸沿いを走ります。季節は夏だったので、ビーチで遊んでいる人を多く見かけますね。
<Caminha カミーニャ付近>
北上を続けた列車は大西洋と別れを告げて進路を東に取り、スペインとの国境をなすミーニョ川に沿って走ります。今見える、川の対岸はスペインなんですよね。
この辺りはスペインとの国境が近いので、この様に強固な城壁を持った小さな要塞か、屋敷を何か所も見る事が出来ました。今回のポルトからの列車もまもなくポルトガル側の終点、 ヴァレンサに到着です。
<Valenca ヴァレンサ>
国境の駅、ヴァレンサに到着。今回ケはここで下車です。ポルトからおよそ3時間の列車の旅でした。
ここからスペインのVigo ヴィーゴまで朝晩の1日2本列車が出ています(所要時間約3時間)。ケはこの列車でスペインに入った事はないのですが、日帰りでも良いのでいつか行ってみるかな~。
そう言えば、以前ヴィアナ・ド・カステロで大晦日を迎えた事が有ったのですが、カウントダウンの時間になってもあまり人出が無く、寂しかった記憶があります。なんでも若者はヴィーゴまで遊びに出かけるんだとか。
以前まだポルトガル/スペインの国境で国境検査が有ったころ、このバレンサ・ド・ミーニョから列車でポルトに戻った事があるのですが、その時に列車の中でパスポートの提示を求められた事あったな~。別に国境を越えた訳ではないんだけど。今は欧州連合のシェンゲン協定でポルトガル/スペイン間では国境検査が無くなったので、今回は何も無く、国境の駅と言う感じはあまりしませんでしたが、あれはあれで面白い経験でした。
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線路が切れる終着駅、いや線路が始まる始発駅のプラットホームはやっぱり旅情がありますね。皆さんどこに、どんな思いを持って旅に出かけるのでしょうか。
美しい造形の鉄骨の奥に見える、ポルト旧市街。こぼれる朝日がまた たまりません。
サン・ベント駅もリスボンのロシオ駅同様、プラットホームの先がトンネルになっています。今回はポルトから北へ向かい、スペインとの国境の駅、バレンサに行きます。朝8時過ぎに出るこの列車はブラガ行きですので途中で乗り換えが必要です。
ポルトからの近郊線は、この様に比較的新しい車両です。車内も通勤用みたいな印象ですね。
<Porto ポルト>
サン・ベント駅のトンネルを抜けると、ドウロ川沿いに出て、列車はカンパニャン駅へと向かいます。向こうに見えるのは、リスボン~カンパニャンを結ぶ路線が走る鉄橋、サン・ジョアン橋。この先のカンパニャン駅で線路が合流します。CPの車窓からポルトの街並みは、向こうの路線の方が綺麗ですね。次回はリスボン~コインブラ~アヴェイロ~ポルト(カンパニャン)を結ぶ幹線の車窓も紹介しましょう。
<Rio Tinto リオ・ティント>
何気に外を眺めていると、アズレージョが綺麗な駅に停まりました。『エッ?!なんて駅?』と思ったら、リオ・ティント駅でした。日本だと、アズレージョが美しい駅としてはアヴェイロ駅やサン・ベント駅、ピニャン駅あたりが紹介されていますが、ポルトガルにはまだまだアズレージョが美しい駅は沢山あるんですよね。この駅は知らなかったのですが、 今回の路線のカミーニャ駅もアズレージョが見事です。他にも、マルヴァオンやカステロ・デ・ヴィデ駅なども、このブログで紹介しました。
<Lousado ロウサド>
こちらも車窓から慌ててしたもの。
ケの好きな昔の列車や蒸気機関車らしき物が見えるじゃないですか。調べてみると、ロウサドと言う駅で、ポルトガル鉄道CPの博物館が併設されている様です。展示されている車両の写真を見ていると面白そうです。これは一度行ってみないとな~。ポルトガル鉄道CPのHPを見るとCPの博物館の情報も載っています。シャヴェスの博物館には行って来たゾー。面白い蒸気機関車が展示していました。
<Nine ニーネ>
バルセロス、ヴィアナ・ド・カステロ、ヴァレンサ方面は、ここニーネで乗り換えです。外国で列車の乗り換えはハードルが高そうですが、検札に来る車掌さんが教えてくれますし、時刻表を駅で貰ったり印刷などして持っていると良いでしょう。列車は接続していて同じホームの反対側で待っていてくれます。
<Barcelos バルセロス>
バルセロスと言えば、大規模な青空市や、ポルトガルの幸運のシンボル、ガロ伝説の町です。この辺りはトウモロコシ畑が広がっています。ポルトガル北部ではブロアと言う、トウモロコシ粉を使ったパンがよく食べられますよね。
<Viana do Castelo ヴィアナ・ド・カステロ>
リマ川を渡る鉄橋からの眺め。リマ川は、ここカステロ・デ・ヴィデで大西洋に注いでいます。河原では多くの人が川に入って水遊びをしていますね。潮干狩りをしているのでしょうか?
ヴィアナ・ド・カステロは、『リマの女王』と呼ばれる美しい町です。山の上に建っているのはサンタ・ルジア教会。その奥にはサンタ・ルジア教会越しにヴィアナの美しい町が見下ろせる、ポザーダが建っています。
Ola! Portugal / ポザーダに泊まろう:ポザーダ・モンテ・サンタ・ルジア
CPのHPで時刻表を調べると、ここヴィアナ・ド・カステロで乗り換えの様です。しかも乗り換え時間は1分しかない!これはホームの先に連絡列車が待っていて、乗り換え客は待ってくれているパターンだな!と思い、ヴィアナで降りてホームを走りますが、列車が停まっていません!!焦りながら駅員さんにヴァレンサ行きをたずねると、今乗って来た列車がそうだと言うじゃないですか。時刻表では列車番号が変わっていて別の列になってたので、てっきり乗り換えかと思ったゾ・・・。でもなんとか乗り遅れる事なく、出発出来ました(ちょっと焦った)
<Moleno do Minho モレノ・ド・ミーニョ付近>
ヴィアナを超えると、列車は大西洋を望む海岸沿いを走ります。季節は夏だったので、ビーチで遊んでいる人を多く見かけますね。
<Caminha カミーニャ付近>
北上を続けた列車は大西洋と別れを告げて進路を東に取り、スペインとの国境をなすミーニョ川に沿って走ります。今見える、川の対岸はスペインなんですよね。
この辺りはスペインとの国境が近いので、この様に強固な城壁を持った小さな要塞か、屋敷を何か所も見る事が出来ました。今回のポルトからの列車もまもなくポルトガル側の終点、 ヴァレンサに到着です。
<Valenca ヴァレンサ>
国境の駅、ヴァレンサに到着。今回ケはここで下車です。ポルトからおよそ3時間の列車の旅でした。
ここからスペインのVigo ヴィーゴまで朝晩の1日2本列車が出ています(所要時間約3時間)。ケはこの列車でスペインに入った事はないのですが、日帰りでも良いのでいつか行ってみるかな~。
そう言えば、以前ヴィアナ・ド・カステロで大晦日を迎えた事が有ったのですが、カウントダウンの時間になってもあまり人出が無く、寂しかった記憶があります。なんでも若者はヴィーゴまで遊びに出かけるんだとか。
以前まだポルトガル/スペインの国境で国境検査が有ったころ、このバレンサ・ド・ミーニョから列車でポルトに戻った事があるのですが、その時に列車の中でパスポートの提示を求められた事あったな~。別に国境を越えた訳ではないんだけど。今は欧州連合のシェンゲン協定でポルトガル/スペイン間では国境検査が無くなったので、今回は何も無く、国境の駅と言う感じはあまりしませんでしたが、あれはあれで面白い経験でした。
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その先は、電化されてなくて、「ヴィアナ・ド・カステロ行き」に乗っても、Nineで、電車からディーゼルの車両に移りました。
その時、何人かしっかり寝てるオッサンがいて、車掌だか駅員が起こして回ってたなあ。
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