Ola♪
今回のポルトガル古城・城跡巡りの旅は、ケの好きな「Aldeias Historicas de Portugal ポルトガルの歴史的村々」に指定されている村、Belmonte ベルモンテにある、カステロ・デ・ベルモンテです。

<Castelo de Belmonte ベルモンテ城>
ポルトガル旅行記:Belmonte ベルモンテ
ベルモンテはベイラ地方の中心都市Guarda グアルダから南へ約20km程に位置する村です。

カブラル家の紋章の山羊(山羊はポルトガル語でCabra)
ベルモンテは1500年にブラジルをポルトガル領としたペドロ・アルヴァレス・カブラルが生まれた町。そのカブラル家の紋章がコチラ。山羊が紋章となっています。なんで山羊なのかと言うと、ポルトガル語で山羊はCabra カブラなんですね。

ポルトガルのお城:カステロ・デ・ベルモンテ
ベルモンテ城は13世紀アフォンソ3世の頃に遡るそうですが、17世紀に起こった火災により廃墟となってしまいました。現存するお城は、1940年から復元されたものだそうです。

ポルトガル古城巡りの旅:ベルモンテ城

マヌエル様式の窓:ベルモンテ城
マヌエル様式の窓。あそこにも山羊を発見

Castelo de Belmonte, Belmonte, Portugal
では、城内に突入です。

ポルトガル情報&旅行記のブログ:Ola! Portugal
曲線が美しい花崗岩を使ったアーチ

ポルトガルガイド本「レトロな旅時間ポルトガルへ」の著者のブログ
城内に入ると、主塔以外はあまり元の形を留めていません。マヌエル様式の窓も壁の部分しか残っていないんですね。また城内は、他のお城でも見られるような円形劇場が設置されていました。

ポルトガル旅行記:ポルトガル中部ベイラ地方のベルモンテ
主塔には登れなかったのですが、お城をぐるりと囲む城壁から、ベルモンテ村を眺めました。ベルモンテ村には、15世紀にポルトガルでユダヤ人を追放する法令が発令され、ポルトガル各地やスペイン他から逃れてきたユダヤ人が移住し、ユダヤ人街が形成されていました。以降、20世紀初頭まで隠れユダヤ教徒としてひっそりと暮らしていたそうです。ですから今でもユダヤ教の会堂シナゴーグやユダヤ教関連の建物、店などが点在しています。この周辺のグアルダ、カステロ・ロドリゴカステロ・デ・ヴィデなんかにも当時の遺構が残っています。

ポルトガル政府指定「歴史的村々」のベルモンテ
ベルモンテ城でした。

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