Ola♪
ポルトガルの世界遺産Evora エヴォラ歴史地区観光の目玉の一つ、エヴォラ大聖堂に行ってきました。

<ポルトガル旅行記:Se de Evora エヴォラ大聖堂>
ポルトガル情報&旅行ブログ:Ola! Portugal
エヴォラ大聖堂は1186年に建築が始まり1250年に完成しました。その後も15世紀から16世紀にかけて改築・拡張され、中世ポルトガルで最も大きなゴシック様式の大聖堂となりました。この正面の2つの塔からなる大聖堂はリスボンの大聖堂にも似ていますね。それもそのはず、リスボン大聖堂の図面を元に建てられたのだとか。

ポルトガル旅行記:Evora エヴォラ
入口も荘厳ですね。

エヴォラ大聖堂:12使徒像
12使徒像が迎えてくれます。

2階に上がり、

ポルトガル教会巡りの旅:エヴォラ大聖堂
礼拝堂を見下ろすフロアへ。奥へ奥へと連なる巨大な柱が、この礼拝堂の大きさを感じる事ができます。そして、このフロア聖歌隊室にあるのが

ポルトガル旅行記:Se Catedral de Evora エヴォラ大聖堂
後光が差しているかのような美しい女神像

ポルトガル旅行記:エヴォラ大聖堂・聖母像
『悲しみの聖母像』
しかしよく見ると、胸に7本の剣で心臓を貫かれ悲しみの表情を浮かべています。7本の剣で突かれているのは、聖書の中で聖母マリアが大きな悲しみに遭う場面が7度あるからだそうです。

ポルトガル教会巡りの旅:エヴォラ大聖堂
聖母像のある狭いフロアの両側にあるのは、オーク材で出来たルネッサンスの聖歌隊の椅子。古い衣装を着た人々が座っている様子が浮かんできますかね。

再び階下に降りて礼拝堂へ。

ポルトガル・アレンテージョ地方の旅:エヴォラ
見上げて見ると、この大聖堂の大きさが改めてよく分かります。どうやって石を積んでいったんでしょうね。

ポルトガル旅行記:エヴォラ大聖堂のゴシック様式のバラ窓
美しいバラ窓。

エヴォラ大聖堂:受胎した聖母マリア像
15世紀の作と言われる『受胎した聖母マリア像』
この大聖堂はムーア人支配から解放された事を感謝し、聖母マリアに捧げるために建築されたそうです。

ポルトガルガイド本『レトロな旅時間ポルトガルへ』のブログ
細部にも美しい彫刻やフレスコ画が。

エヴォラ旅行記:天正遣欧使節・パイプオルガン
1584年(天正12年)に此処、エヴォラ大聖堂を訪れた天正遣欧少年使節の伊東マンショと千々石ミゲルが演奏したと言われるパイプオルガン。ポルトガル最古のパイプオルガンですが、今も美しい音色を奏でるとの事(以前にTV番組でおっちゃんが演奏しているのを聞きました)。

次回は屋上に登ります。

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