Ola♪
Evora エヴォラからMonsaraz モンサラーシュに行く途中、少し寄り道をしました。

<Cromeleque do Xerez クロムレック・ド・シェレス>
ポルトガル情報&旅行ブログ:Ola! Portugal
立ち寄ったのはココ
シェレスのクロムレック(環状列石)です。 ←実は少しポルトガルの巨石遺跡好きのケ

ポルトガル旅行記:Monsaraz モンサラーシュ
場所はMonsaraz モンサラーシュの麓、数キロの所です。

ポルトガル旅行記:モンサラーシュ(Cromeleque do Xerez)
石柱群の中央には高さ4.5 mのメンヒル(立石)もあります。
ここに来る前のエヴォラにも、この様なクロムレック(環状列石)、メンヒル(立石)、ドルメン(支石墓)の3つの遺跡があり以、前に立ち寄った事があります。

ポルトガルの巨石文化:シェレスのクロムレック(石柱群)
この巨石遺跡は紀元前4世紀~5世紀に遡ると言われています。

ポルトガルの巨石文化:Cromeleque do Xerez
ここのクロムレック(環状列石)の特徴は、55個の石柱が一般的な環状・円形ではなく、四角形に並んでいること。ちょっと珍しいですよね。

なぜ四角形なのか調べてみました。すると、この遺跡は元々この場所にあったのでなく2002年に水力発電用のダムを造る際に水没する場所からこの修道院近くに移されたそうです。また元の場所にあった時代も農作業などにより石柱は散逸していたため、クロムレックの一部の可能性があるとされていたのは12個の石柱だけだとか。ですので紀元前4世紀当時に本当に四角形だったのかは今も論争になっているとの事。ポルトガルの他の巨石遺跡も似た様な経緯があり近年になって石組が再現された所もあるようですね。

モンサラーシュのメンヒル(立石)とクロムレック(環状列石)
中央に立つのは高さ約4.5 m、重さ約7トンのメンヒル(立石)

ポルトガルの巨石遺跡:シェレスのクロムレック(石柱群)
カステロ・デ・ヴィデ近郊のイベリア半島最大のメンヒル、Menir da Meada メニール・ダ・メアダ(高さ7.0m )と比べると小ぶりですが、エヴォラのMenir dos Almendres メニール・ドス・アルメンドレス(高さ3.5 m)より少し高いです。

Cromeleque do Xerez, Monsaraz, Portugal
このクロムレックはどのような場所だったんですかね?宗教的な施設だったのでしょうか。

ポルトガル・アレンテージョ旅行記:モンサラーシュ近郊
そういった施設なので何らかのパワースポットなんでしょうね。環状列石の中を歩いたり、立石を触ったりしたので、ケもパワーを得られたかな。
(上記の移転や農作業で散逸していた、などの話は帰国後に調べて知りました・・・)

ポルトガルの巨石遺跡:シェレスの石柱と環状列石
この遺跡群があるのはスペイン国境に近い、アレンテージョの野っ原。

ポルトガル・アレンテージョの旅:モンサラーシュ
元来のパワースポットかは分かりませんが、良い所だな~

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 ・アレンテージョ地方のウマイもの
 ・ポルトガルの車窓から:エヴォラ~モンサラーシュ

Ola! Portugal 与茂駄とれしゅ :巨石遺跡巡りの旅
 ・ Anta do Tapadao ←美しいドルメン(支石墓)です。
 ・ Menir da Meada ←イベリア半島最大のメンヒル
 ・ Cromlech of Almendres ←エヴォラ近郊のストーンサークル
 ・ Anta de Pera do Moco ←グアルダ近郊のドルメン
 ・ Torre de Centum Cellas ←ベルモンテの『百の小部屋』